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J-GLOBAL ID:202102236940651016   整理番号:21A2113885

安定な環状アミノ(イリド)カルベンの調製に向けて【JST・京大機械翻訳】

Towards the Preparation of Stable Cyclic Amino(ylide)Carbenes
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 796  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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環状アミノ(イリド)カルベン(CAYCs)はN-複素環カルベン(NHC)のイリド置換類似体である。アミノ部分と比較してイリドの強い供与により,それらはより強いドナーであり,従って触媒作用のための望ましい配位子である。しかし,安定なCAYCは今日まで報告されていない。ここでは,トリアルキルニウム基を有するピロールに基づくCAYCsの合成と安定性に関する実験的および計算的研究について述べた。トリアルキルホスホニウムとスルホニウムイリドを有する2つのCAYCsを分離する試みは,所望のCAYCsの生成の代わりにアルキル基の脱プロトンをもたらした。PCy3置換系の場合,対応するイリドが単離されたが,SMe2官能化化合物の脱プロトンはエテンとチオエーテルの生成につながった。種々のトリアルキルニウム基に関する詳細な計算研究は,-および-脱プロトン化化合物の両方が遊離カルベンよりもエネルギー的に有利であることを示した。最も安定な候補は,-水素フリーアダマンチル置換オニウム基であり,そのために,脱プロトンはブリッジヘッド位置において有利でないことを明らかにした。全体として,計算は,CAYCsの分離は可能であるが,オニウム基での脱プロトンのような分解経路を排除するには注意深い設計が必要であることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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太陽電池  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
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引用文献 (56件):
  • Arduengo, A.J.; Harlow, R.L.; Kline, M. A stable crystalline carbene. J. Am. Chem. Soc. 1991, 113, 361-363.
  • Hopkinson, M.N.; Richter, C.; Schedler, M.; Glorius, F. An overview of N-heterocyclic carbenes. Nature 2014, 510, 485-496.
  • Zhao, Q.; Meng, G.; Nolan, S.P.; Szostak, M. N-Heterocyclic Carbene Complexes in C-H Activation Reactions. Chem. Rev. 2020.
  • Díez-González, S.; Marion, N.; Nolan, S.P. N-Heterocyclic Carbenes in Late Transition Metal Catalysis. Chem. Rev. 2009, 109, 3612-3676.
  • Janssen-Müller, D.; Schlepphorst, C.; Glorius, F. Privileged chiral N-heterocyclic carbene ligands for asymmetric transition-metal catalysis. Chem. Soc. Rev. 2017, 46, 4845-4854.
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