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J-GLOBAL ID:202102237159091887   整理番号:21A2916320

水性媒質中で生成したポリカプロラクトンマトリックスのin vitroキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

In vitro characterization of polycaprolactone matrices generated in aqueous media
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 1061-1068  発行年: 2010年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,氷酢酸中にポリカプロラクトン(PCL)マトリックスを溶解させる新しいプロセスを検討し,マトリックスが水との接触で自発的に生成した。走査電子顕微鏡分析は,クロロホルムに溶解した後に形成されたマトリックスと比較して,自己組織化マトリックス上の粗い構造と穴を示した。ゼラチン溶液中の浸漬は,その粗さと細孔数を減少させた。原子間力顕微鏡(AFM)分析は,自己組織化マトリックスの粗さの増加を確認した。マトリックスの粗さは1N NaOH中での10分間のインキュベーション後に低下した。AFM分析は,自己組織化マトリックスが正味の正の表面電荷を有するが,クロロホルムキャストマトリックスは負の表面電荷を有することを明らかにした。ゼラチンへの浸漬後の自己集合マトリックスの表面電荷は負に変化した。しかし,NaOH中でのインキュベーションは表面電荷に影響しなかった。乾燥状態(25°C)と湿潤状態(37°C)の両方で,リン酸塩緩衝食塩水中での浸漬により,引張特性を試験した。自己組織化マトリックスは,両方の状態でクロロホルムキャストマトリックスより低い弾性係数,破断応力および破断歪を有した。湿潤条件での弾性率は,自己組織化マトリックスで半分減少したが,引張歪は増加した。応力緩和挙動を評価するために,試料をさらに傾斜試験によって分析した。自己集合とクロロホルムキャストマトリックスの両方が応力緩和挙動に類似の傾向を有した。しかし,自己組織化マトリックス中の応力蓄積はクロロホルムキャストマトリックスの半分であった。in vitro細胞培養は,無血清培地でヒト包皮線維芽細胞(HFF-1)を用いて行った。細胞骨格アクチン染色は,全てのマトリックスで細胞接着と伸展を示した。細胞保持は,クロロホルムキャストマトリックスと比較して,自己集合マトリックスにおいて有意に増加した。ゼラチンの添加は,表面上のシード細胞の保持を改善した。要約すると,この新規技術を用いて生成されたPCLマトリックスは,生物医学的応用において顕著な有望性を示す。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  炭素とその化合物 
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