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J-GLOBAL ID：202102237195942854   整理番号：21A0555271

メタカスパーゼおよびオートファジー依存性細胞死の抑制はBrassica napusにおけるストレス誘導小胞子胚発生を改善する

Suppression of Metacaspase- and Autophagy-Dependent Cell Death Improves Stress-Induced Microspore Embryogenesis in Brassica napus

著者 (6件)： BERENGUER Eduardo (CSIC, Madrid, ESP) ,  MININA Elena A. (Swedish Univ. Agricultural Sci. and Linnean Center for Plant Biology, Uppsala, SWE) ,  CARNEROS Elena (CSIC, Madrid, ESP) ,  BARANY Ivett (CSIC, Madrid, ESP) ,  BOZHKOV Peter V. (Swedish Univ. Agricultural Sci. and Linnean Center for Plant Biology, Uppsala, SWE) ,  TESTILLANO Pilar S. (CSIC, Madrid, ESP)
資料名： Plant and Cell Physiology (Web)  (Plant and Cell Physiology (Web))
巻： 61  号： 12  ページ： 2097-2110 (WEB ONLY)  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： U1159A  ISSN： 1471-9053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小胞子胚発生は,育種プログラムのための倍数体植物を迅速に取得することを可能にするバイオテクノロジー過程である。この過程はストレス処理の適用によって開始され,それは胚発達において小胞子を再プログラムする。典型的には,小胞子の一部はプロセスの効率を低下させる細胞死を受ける。システインプロテアーゼの系統発生的に広いグループであるメタカスパーゼ(MCA),並びに真核生物における主要な異化過程であるオートファジーは,様々な生物における細胞死と生存の間のバランスの重要な調節因子である。本研究では,Brassica napusのストレス誘導小胞子胚発生時の細胞死におけるMCAおよびオートファジーの役割を解析した。この細胞死は,3つのBnMCA遺伝子(BnMCA-Ia,BnMCA-IIaおよびBnMCA-IIi)の転写アップレギュレーション,MCA蛋白質分解活性の増加,並びにオートファジーの活性化を伴うことが示された。従って,オートファジーおよびMCA活性の阻害は,個々または併用で,細胞死を抑制し,前胚の数を増加させることから,両成分が前細胞死の役割を果たし,初期胚発生の減少した効率を説明することを示した。ゆえに,MCAおよび/またはオートファジーは,アブラナ種におけるin vitro胚発生および作物育種および伝播プログラムにおける倍数体植物生産を改善する新しいバイオテクノロジー標的として使用できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： カスパーゼ ,  オートファジー ,  細胞死 ,  *アブラナ属 ,  ストレス ,  胞子 ,  *胚発生 ,  菜種 ,  作物育種 ,  倍数体 ,  倍数体育種
準シソーラス用語： メタカスパーゼ ,  オートファジー細胞死 ,  *Brassica napus ,  小胞子 ,  プログラム細胞死 ,  育種プログラム

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  油料作物  (FC03074V)

タイトルに関連する用語 (9件)： メタカスパーゼ ,  オートファジー ,  依存性 ,  細胞死 ,  Brassica ,  ストレス ,  誘導 ,  小胞子 ,  胚発生