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J-GLOBAL ID：202102237391246539   整理番号：21A2917380

神経突起伸長の促進に対するヘパラン硫酸とラミニン模倣ペプチドナノファイバーの協調効果【JST・京大機械翻訳】

Cooperative effect of heparan sulfate and laminin mimetic peptide nanofibers on the promotion of neurite outgrowth

著者 (4件)： Mammadov Busra (Institute of Materials Science and Nanotechnology, National Nanotechnology Research Center (UNAM), Bilkent University, Ankara 06800, Turkey) ,  Mammadov Rashad (Institute of Materials Science and Nanotechnology, National Nanotechnology Research Center (UNAM), Bilkent University, Ankara 06800, Turkey) ,  Guler Mustafa O. (Institute of Materials Science and Nanotechnology, National Nanotechnology Research Center (UNAM), Bilkent University, Ankara 06800, Turkey) ,  Tekinay Ayse B. (Institute of Materials Science and Nanotechnology, National Nanotechnology Research Center (UNAM), Bilkent University, Ankara 06800, Turkey)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 8  号： 6  ページ： 2077-2086  発行年： 2012年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞外基質は,増殖,移動および分化のような細胞活性の調節を介して,細胞運命に寄与する細胞表面受容体により受信される豊富な多様なシグナルを含む。細胞外マトリックスからのCuesは,細胞をそれらの望ましい運命へ向ける材料の開発に使用できる。神経細胞外マトリックス(ECM)は軸索成長誘導蛋白質に富み,細胞環境においてこれらの許容要素を模倣することにより,神経突起伸長と同様に神経分化を誘導することができる。本論文では,神経ECMの軸索成長促進成分であるラミニンの活性だけでなく,神経発生を誘導するためにヘパラン硫酸プロテオグリカンの活性も模倣できる合成ペプチドナノファイバー系を用いた。本系に利用したヘパラン硫酸模倣基は成長因子に親和性を有し,ラミニン模倣ペプチドナノファイバの神経再生効果を誘導する。ヘパラン硫酸模倣及びラミニン由来エピトープを有する自己集合ペプチドナノファイバはPC-12細胞による神経突起伸長を有意に促進した。さらに,これらの足場は,中枢神経系の主要な阻害成分であるコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)の存在下でも有効であった。これらのナノファイバーの存在下で,細胞はCSPG阻害効果を克服し,ペプチドナノファイバー足場上の神経突起を伸長した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ペプチド ,  *ヘパラン硫酸 ,  *ラミニン ,  成長因子 ,  エピトープ ,  膜受容体 ,  細胞外マトリックス ,  PC12細胞 ,  *ナノファイバ ,  神経再生 ,  自己集合
準シソーラス用語： *神経突起 ,  ヘパラン硫酸プロテオグリカン ,  神経分化 ,  *軸索成長 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 神経分化 ,  PC-12細胞 ,  ペプチド両親媒性物質 ,  ラミニン模倣体 ,  ヘパラン硫酸模倣体

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 神経突起伸長 ,  促進 ,  ヘパラン硫酸 ,  ラミニン ,  模倣 ,  ペプチドナノファイバー ,  協調効果