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J-GLOBAL ID:202102237535157013   整理番号:21A1148721

新規解糖関連遺伝子シグネチャーの同定は明細胞腎細胞癌患者における予後および治療反応と相関する【JST・京大機械翻訳】

Identification of a Novel Glycolysis-Related Gene Signature Correlates With the Prognosis and Therapeutic Responses in Patients With Clear Cell Renal Cell Carcinoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  ページ: 633950  発行年: 2021年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:蓄積された証拠は,明細胞腎細胞癌(ccRCC)における好気的解糖における有意な変化を示す。ccRCC患者の臨床転帰を予測するための解糖関連遺伝子シグネチャを開発し,検証することを目的とした。【方法】ccRCCのmRNA発現プロファイリングを,癌ゲノムAtlasデータベースから得た。単変量Cox回帰分析とlasso Cox回帰モデルを,予後遺伝子シグネチャを同定し,構築するために実行した。コア遺伝子の蛋白質発現レベルを,ヒト蛋白質Atlasデータベースから得た。4つの外部独立データセットを用いて,予後,チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)療法および免疫療法応答に対するモデルの予測力をそれぞれ検証した。最後に,遺伝子セット濃縮分析(GSEA)によりこのシグネチャの可能性のある機構を検討した。【結果】GSEAを通して,解糖関連遺伝子セットは,ccRCC組織と正常組織の間で有意に異なった。次に,著者らは,7つのmRNAシグネチャ(GALM,TGFA,RBCK1,CD44,HK3,KIF20A,およびIDUA)を同定し構築し,それは,より悪い生存転帰と有意に相関し,ccRCC患者の独立した予後指標であった。さらに,ハブ遺伝子の発現レベルをヒト蛋白質Atlasデータベースに基づいて検証した。さらに重要なことに,モデルはTKI療法と免疫療法に対する患者の反応を予測することができる。これらの所見は,外部独立ccRCCコホートで成功裏に検証された。機構探査は,モデルが腫瘍増殖,塩基ミスマッチ修復システムおよび患者の免疫状態に影響することによって予後に影響を及ぼす可能性があることを示した。結論:本研究は,高精度のccRCC患者の予後とTKI治療と免疫療法反応を予測するロバストな解糖系分子シグネチャを構築し,臨床評価のための重要な指針を提供するかもしれない。また,大規模なccRCCコホートにおける臨床研究は,著者らの所見を検証するために大いに必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の腫よう 
引用文献 (50件):
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