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J-GLOBAL ID:202102237833419185   整理番号:21A2313939

SNRIは前脳におけるドーパミン濃度を上昇させることによりSSRIより速い抗うつ効果を達成する【JST・京大機械翻訳】

SNRIs achieve faster antidepressant effects than SSRIs by elevating the concentrations of dopamine in the forebrain
著者 (9件):
資料名:
巻: 177  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Major抑鬱障害(MDD)は世界的に高い障害率を有する重度の精神障害である。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)およびセロトニンおよびノルエピネフリン再取り込み阻害剤(SNRI)は,抗うつ薬使用に対する最も一般的な薬剤である。SSRIとSNRIはセロトニン作動性またはノルアドレナリン作動性系の活性化を介して抗うつ作用を達成すると考えられている。しかし,ドーパミン作動系が関与するかどうかは不明である。本研究では,遺伝的にコードされたドーパミンセンサおよびin vivo線維光測定記録を用いて,SSRIまたはSNRIの急性腹腔内投与後の内側前頭前野(mPFC)および側坐核(NAc)におけるドーパミン濃度を測定した。行動試験と組み合わせて,SNRIはmPFCとNAcの両方でドーパミン濃度を増加させ,SSRIより抗うつ作用を示した。増強されたドーパミンレベルを検証するために,SNRIのより速い抗うつ作用を誘導するため,ドーパミン受容体アンタゴニストを用いてドーパミン作動性機能を特異的に遮断した。結果は,SNRIのより速い抗うつ効果がドーパミン受容体アンタゴニストによって弱められることを示した。まとめると,本研究は,SNRIがmPFCとNAcのドーパミン濃度を上昇させることによりSSRIよりも速い抗うつ作用を達成することを明らかにした。この研究は,臨床治療に対するより多くの基礎を提供する,第一選択抗鬱薬に対する更なる機構を提案する。本論文は,応力,機能および塑性に関する特集号の一部である。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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向精神薬の基礎研究  ,  向精神薬の臨床への応用 
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