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J-GLOBAL ID：202102238037723209   整理番号：21A0142097

コロナ禍における個別最適化学習システムの実績

Achievements of Individual Optimization Learning System in COVID19

著者 (2件)： 林俊信 (株式会社すららネット) ,  奥村理子 (株式会社すららネット)
資料名： 日本デジタル教科書学会発表予稿集(Web)  (Proceedings of Japanese Society of Digital Textbook (Web))
巻： 9  ページ： 39-40(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1239A  ISSN： 2432-6127  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,2020年3月から行われた全国の学校休校措置で生じた学習機会の損失について,デジタル教材を用いることで,一定量の学習保証を行うことができたことを報告する。デジタル教材は,個別最適化の機能を持ち,個々の学習記録を詳細に確認できるものである。調査対象者は,無学年式デジタル教材「すらら」を学校・学年単位で導入した組織である。休校措置期間と通常期間における利用時間に関して,休校の時期でも一定の学習機会を維持することができた。個別最適化機能を持った教材は,教員との密な時間確保がままならない休校期間中の有効な打開策の一つとなった。今後,Society5.0に向けた日本社会では,修得主義[1]やAI活用を求められているため,社会展開の一端として,児童・生徒へ還元される方法も模索していく。(著者抄録)

シソーラス用語： *教材 ,  休止 ,  *学習 ,  教示 ,  遠隔教育 ,  *計算機利用システム
準シソーラス用語： *コンピュータ利用学習システム ,  *ディジタル教材 ,  遠隔授業 ,  休校 ,  *個別学習 ,  授業

著者キーワード (4件)： アダプティブラーニング ,  個別最適化 ,  ゲーミフィケーション ,  家庭学習

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (4件)：

• 中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会 書面審議(令和2年4月)京都大学石井英真准教授提出資料 https://www.mext.go.jp/content/200428-mxt_kyoiku01-000006884_1.pdf
• 松本多恵(2012)『ゲーミフィケーションを活用したeラーニング教育の可能性について』教育システム情報学会研究報告,Vol.27,No3,pp.35-40
• Skinner,B.F.(1950). Are theories of learining necessary? Psy-chological Review,57,193-216.
• 文部科学省(2020) 『新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した公立学校における学習指導等の取組状況について』https://www.mext.go.jp/content/20200421-mxt_kouhou01-000006590_1.pdf

タイトルに関連する用語 (4件)： コロナ ,  最適化 ,  学習システム ,  実績