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J-GLOBAL ID:202102238307677445   整理番号:21A0386000

P300/CBP関連因子(PCAF)欠乏は,調節性T細胞の全身的阻害を介してApoE3 *Leidenマウスにおける食餌誘発性アテローム性動脈硬化症を増強する【JST・京大機械翻訳】

P300/CBP Associated Factor (PCAF) Deficiency Enhances Diet-Induced Atherosclerosis in ApoE3*Leiden Mice via Systemic Inhibition of Regulatory T Cells
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 604821  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7061A  ISSN: 2297-055X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:NF-κBにより誘導された炎症性刺激はアテローム性動脈硬化病変形成を駆動した。後成的P300/CBP関連因子(PCAF)は,調節性T細胞(Treg)分化と免疫調節に必要なFoxP3を転写後アセチル化する。PCAF欠損は調節Tregの調節を介してアテローム性動脈硬化に影響すると仮定した。方法:ApoE3*Leiden(n=13)とApoE3*LeidenxPCAF-/-(n=13)は,1.25%コレステロールを含む高脂肪食(HFD)を与えた。全身FoxP3+T細胞を,フローサイトメトリー(n=6)によって4週毎に測定した。HFDの5か月後に,マウスを安楽死させ,心臓と血液を採取した。IL-6とTNFα濃度を血漿で測定し,全身性炎症反応を同定した。大動脈洞におけるアテローム性動脈硬化病変について,組成的および形態学的解析を行った。結果:5か月のHFD後,血漿コレステロール濃度はApoE3*LeidenxPCAF-/-に対してApoE3*Leidenマウスと比較して異ならなかった。全身CD4+T細胞によるFoxP3の発現は,5か月のHFD後にApoE3*LeidenxPCAF-/-において1.8倍減少し,HFDの5か月後に有意に減少した。全身TNFαとIL-6濃度は同等であったが,ApoE3*LeidenxPCAF-/-マウスにおけるアテローム性動脈硬化病変サイズはApoE3*Leidenマウスと比較して28%増加した。アテローム性動脈硬化病変では,コラーゲンの小さい増加を同定したが,マクロファージ分化またはVSMC含量に差は見られなかった。結論:著者らのデータは,PCAF欠損が循環FoxP3+調節性T細胞の減少をもたらし,アテローム性動脈硬化病変における全身性炎症またはマクロファージ分化に差がないアテローム性動脈硬化病変を改善することを示した。これは,PCAFがFoxP3+調節T細胞分化の調節を介し動脈硬化を調節することを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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