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J-GLOBAL ID:202102238463003378   整理番号:21A0062018

熱特性を調整するための,二酸化炭素,プロピレンオキシド,および側基が嵩高い種々のエポキシドの交互三元共重合

Alternating terpolymerization of carbon dioxide, propylene oxide, and various epoxides with bulky side groups for the tuning of thermal properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 121-127  発行年: 2021年01月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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テトラフェニルポルフィリナトコバルト(III)クロリド((TPP)CoCl)/4-ジメチルアミノピリジン(DMAP)触媒系を用いて,二酸化炭素(CO2),プロピレンオキシド(PO),および側基が嵩高いエポキシド(スチレンオキシド(SO),シクロヘキシルエチレンオキシド(CyEO),tert-ブチルエチレンオキシド(tBuEO),または1-アダマンチルエチレンオキシド(AdEO))の三元共重合を行った。CO2と側基が嵩高いエポキシドの共重合と比較して,重合度が100またはそれ以上のポリカーボネートを合成するのに,重合時間が半分未満(AdEO)か1/3(CyEOおよびtBuEO)であった。本(TPP)CoCl/DMAP系において,コバルトサレン錯体系のような外の触媒系では観察されなかった,CO2,PO,およびSOの高度にランダムな三元共重合体を初めて実現した。対照的に,CyEO,tBuEO,およびAdEOの場合,傾斜三元共重合体が生成した。これらの三元共重合体のガラス転移温度(Tg)は,側基が嵩高いエポキシドに対するPOの初期比を変えることによって,POとCO2の共重合体のガラス転移温度(34°C)と側基が嵩高い対応するエポキシドとCO2の共重合体のガラス転移温度の間で調整可能である。テトラフェニルポルフィリナトコバルト(III)クロリド((TPP)CoCl)/4-ジメチルアミノピリジン(DMAP)触媒系を用いて,CO2,スチレンオキシド(SO),およびプロピレンオキシド(PO)の高度にランダムな三元共重合体を実現した。対照的に,CO2,シクロヘキシルエチレンオキシド(CyEO),tert-ブチルエチレンオキシド(tBuEO)または1-アダマンチルエチレンオキシド(AdEO),およびPOの場合,傾斜三元共重合体が生成した。これらの三元共重合体のガラス転移温度(Tg)は,POとCO2の共重合体のガラス転移温度(34°C)および側基が嵩高い対応するエポキシドとCO2の共重合体のガラス転移温度の間で,調整可能である。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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共重合  ,  物理的性質一般 
物質索引 (7件):
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