抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:血清シスタチンC(serumcystatinC、ScysC)の式と血清クレアチニン(Scr)の式に基づき、中国の人口の糸球体濾過率(glomerularfiltrationrate、GFR)の性能を比較する。方法:2017年7月1日から2019年7月31日までの武漢大学中南病院の623例の慢性腎臓病(CKD)患者の臨床資料を分析し、99mTc-DTPA腎臓同位元素現像後のGates法でmGFRを標準に計算した。腎臓同位元素シンチグラフィーの48時間以内のScrとScysC値により、それぞれCKD-EPIScr、CKD-EPIScysC、FASScr、FASScysC式を用いてeGFRを計算し、各式eGFRとmGFR間の偏差を比較した。精度と精度;mGFRを用いて、2012KDIGOガイドラインに従ってCKD分期を行い、eGFRとmGFR分期の一致性を比較した。【結果】ScysC式は,全体のサンプル,腎機能不全サブグループ,および年齢サブグループにおいて,Scr式の偏差より小さくて,精度が高かった。全サンプルにおけるCKD-EPIScysCはCKD-EPIScr偏差が-4.65vs-10.67,P30が56.7%vs48.8%であった。FASScysCのFASScr偏差は-7.49vs-10.16,P30は56.0%vs51.4%であった。中重度腎不全群[mGFR<60mL・min-1・(1.73m2)-1]におけるCKD-EPIScysCはCKD-EPIScr偏差が-2.23vs-7.14,P30が57.4%vs45.5%であった。FASScysCのFASScr偏差は-6.69vs-7.14であり,P30は53.0%対48.2%であった。高齢者群(年齢≧70歳)におけるCKD-EPIScysCはCKD-EPIScr偏差が-2.23vs-9.13,P30が59.4%vs41.3%であった。FASScysCのFASScr偏差は-5.78vs-6.12,P30は53.8%vs51.0%であった。各式eGFRとmGFR診断CKDの対比において、ScysC式はScr式の診断精度より高く、CKD-EPIScr、CKD-EPIScysC、FASScr、FASScysCの式ROC曲線下面積はそれぞれ0.935、4、5、6、0.938,0.936,0.937,Kappa値は0.264,0.331,0.301,0.315であった。結論:単独ScysCに基づく公式はScrに基づく公式より中国の人々のeGFRを計算するのにもっと正確である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】