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J-GLOBAL ID：202102238961282295   整理番号：21A0062283

フナフチ環礁フォンガファレ島を対象としたディープラーニングによる海岸堆積物分類モデルの構築

CONSTRUCTION OF CLASSIFICATION MODEL OF COASTAL SEDIMENTS IN FUNAFUTI ATOLL OF TUVALU USING DEEP LEARNING

著者 (1件)： 佐藤大作 (摂南大学 理工学部都市環境工学科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_1417-I_1422(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ツバル国フナフチ環礁のフォンガファレ島を対象に,現地において負担が少なく効率的な沿岸域の管理を目指し,空撮画像からの堆積物分類を目的とした畳み込みニューラルネットワークモデルの構築を行った.様々な学習条件による学習・テスト精度の比較検討から,中間層の層数,学習回数,畳み込み層のフィルタ枚数において,その数が増加すると学習,テスト精度が向上することが分かった.一方,畳み込み層のフィルタサイズ,バッチ数はその数の増加と精度向上には明確な関係が見られなかった.本研究で得られた最も良い精度のモデルを現地で取得した空撮画像に適用した結果,砂浜域についてはおおむね想定通りの分類結果が得られたが,礫域については,一部で砂浜域として分類される結果となった.(著者抄録)

シソーラス用語： 機械学習 ,  *堆積物 ,  海岸 ,  *モデル ,  *分類 ,  ニューラルネットワーク
準シソーラス用語： ディープラーニング ,  *沿岸堆積物 ,  畳込みニューラルネットワーク

著者キーワード (4件)： convolution nural network ,  coastal materials ,  aerial photograph ,  Funafuti atoll

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  地形データの処理  (RC02050O)

引用文献 (5件)：

• 1) Fujita, M., Suzuki, J., Sato, D., Kuwahara, Y., Yokoki, H. and Kayanne, H. : Anthropogenic impacts on water quality of the lagoonal coast of Fongafale Islet, Funafuti Atoll, Tuvalu, Sustainability Science, vol. 8, No. 3, pp. 381-390, 2013.
• 2) Sato, D., Yokoki, H. and Kayanne, H. : Improvement of sediment transport by open cut of causeway in Funafuti atoll, Tuvalu, Coastal Engineering Proceedings, 1(33), posters. 27.
• 3) 荒木裕次,森信人,安田誠宏:畳み込みニューラルネットワークCNNを用いた風速・波高の時系列の統計的予測,土木学会論文集 B2(海岸工学),75巻,2号,pp.l_139-l_144,2019.
• 4) 板谷知明,岩前伸幸:畳み込みニューラルネットワークを用いた波浪予測手法の開発,第33回日本人工知能学会全国大会講演論文集,pp. 1-3,2019.
• 5) 岸本健一,有田守:ローカルリモートセンシングにおけるCNNによるアマモ場判別の有用性に関する研究,土木学会論文集 B3(海洋開発),74巻,2号,pp. I_432-I_437,2018.

タイトルに関連する用語 (6件)： 環礁 ,  ディープラーニング ,  海岸 ,  堆積物 ,  分類モデル ,  構築