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J-GLOBAL ID：202102239208938788   整理番号：21A2363802

イタリア中央部からの野生Arbutus Unedo L.果実の植物化学プロファイル,抗ラジカル容量およびα-グルコシダーゼ阻害ポテンシャル:ケモメトリックスアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Phytochemical Profile, Antiradical Capacity and α-Glucosidase Inhibitory Potential of Wild Arbutus unedo L. Fruits from Central Italy: A Chemometric Approach

著者 (3件)： Macchioni Valentina (CREA Research Centre for Olive, Fruit and Citrus Crops, Via di Fioranello 52, 00134 Rome, Italy) ,  Santarelli Veronica (Faculty of Bioscience and Technologies for Food, Agriculture and Environment, University of Teramo, Via Renato Balzarini 1, 64100 Teramo, Italy) ,  Carbone Katya (CREA Research Centre for Olive, Fruit and Citrus Crops, Via di Fioranello 52, 00134 Rome, Italy)
資料名： Plants (Web)  (Plants (Web))
巻： 9  号： 12  ページ： 1785  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7261A  ISSN： 2223-7747  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今日,ヒト栄養とケアのための植物学への関心が高まっている。Arbutus unedo野生ベリーは,多くの健康生物活性成分を含む食用および薬用果実であり,食品成分市場および栄養補助食品および化粧品部門のための貴重な資源と考えられる。本研究では,A.unedoの5つの野生イタリアアクセッションの多価フェノールおよびin vitro抗ラジカルおよび低血糖活性を調べ,それらの化学的プロファイルを,階層的および主成分分析のような教師なしケモメトリック法により処理した。さらに,Fourier変換中赤外分光法を用いて,異なるアクセッションのフィトケミカル組成の迅速評価を行った。試料は主にアントシアニン含量と全栄養補助食品能で異なった。アントシアニンは,主にシアニジンとデルフィニジンのグリコシドとして存在し,デルフィニジン-3-O-グルコシドが最も豊富で,491から1113mgg1(P1とP2,p<0.05)であった。抽出物は2,2-アジノ-ビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸(ABTS+),2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)抗ラジカル試験を用いてそれらのin vitro生物活性についてスクリーニングし,一方,それらの血糖降下活性を-グルコシダーゼ阻害試験によって調べた。両in vitro抗ラジカル試験において,最も高い容量は,P2(EC50:1.17および0.064mg mL1,DPPHおよびABTS+)に対して記録され,A.unedo果実抽出物に関する文献で報告された値より高かった。また,P2は-グルコシダーゼに対して最も高い阻害力を示した(約70%)。さらに,ノンパラメトリック相関分析は,-グルコシダーゼ阻害とシアニジン-3-O-ルチノシド(r:0.973;p<0.01)の割合の間に非常に高い有意な相関を指摘した。最後に,分析した試料への階層的分析の応用は,低,中,高としてコード化された平均植物化学物質含有量に基づく3つの異なるクラスタを提供した。さらに,主成分分析により,それらの全体的な栄養補助食品特性及び相対的アントシアニン含量に依存して,系統間の類似性を確立することができた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化粧品 ,  *果物 ,  ヒト ,  *グルコシダーゼ ,  生物活性 ,  食品成分 ,  多価フェノール ,  アントシアニン ,  主成分分析 ,  in vitro実験 ,  サプリメント ,  植物性化学物質 ,  ピリリウム ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： ベリー類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： A.Unedo ,  イチゴ果樹果実 ,  ポリフェノール ,  栄養補助食品 ,  野生ベリー ,  抗ラジカル容量 ,  a-グルコシダーゼ阻害

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： デルフィニジン ,  シアニジン

引用文献 (39件)：

• Molina, M.; Pardo-de-Santayana, M.; Tardío, J. Natural production and cultivation of mediterranean wild edibles. In Mediterranean Wild Edible Plants; Sánchez-Mata, M.d.C., Tardío, J., Eds.; Springer International Publishing: New York, NY, USA, 2016; pp. 298-302.
• Schröter, D.; Cramer, W.; Leemans, R.; Prentice, I.C.; Araújo, M.B.; Arnell, N.W.; Anne, C. Ecosystem service supply and vulnerability to global change in Europe. Science 2005, 310, 1333-1337.
• Miguel, M.G.; Faleiro, M.L.; Guerreiro, A.C.; Antunes, M.D. Arbutus unedo L.: Chemical and biological properties. Molecules 2014, 19, 15799-15823.
• Alarcão-E-Silva, M.L.C.M.M.; Leitão, A.E.B.; Azinheira, H.G.; Leitão, M.C.A. The Arbutus berry: Studies on its color and chemical characteristics at two mature stages. J. Food Compos. Anal. 2001, 14, 27-35.
• Morgado, S.; Morgado, M.; Plácido, A.I.; Roque, F.; Duarte, A.P. Arbutus unedo L.: From traditional medicine to potential uses in modern pharmacotherapy. J. Ethnopharmacol. 2018, 225, 90-102.

タイトルに関連する用語 (8件)： イタリア ,  果実 ,  植物化学 ,  プロファイル ,  ラジカル ,  α-グルコシダーゼ ,  阻害 ,  ポテンシャル