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J-GLOBAL ID：202102239505637880   整理番号：21A0169478

令和2年度 農業農村工学会畑地整備研究部会 1.施肥条件の異なる黒ボク土畑の窒素収支と溶脱

Nitrogen balance and leaching of andosol field under different fertilization conditions

著者 (4件)： 西田和弘 (農研機構) ,  佐藤寛 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  塩沢昌 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  吉田修一郎 (東大 大学院農学生命科学研究科)
資料名： 月刊畑地農業  (畑地農業)
号： 745  ページ： 2-7  発行年： 2020年12月28日 
JST資料番号： F2275A  ISSN： 0388-8088  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・窒素施肥量を変化して,夏作としてトウモロコシ,冬作としてコムギを栽培した黒ぼく土畑における窒素分の収支に関する調査報告。
・施肥量として標準区,半量区,堆肥区,および無堆肥区を設定,測定項目として土壌水分量,全窒素,硝酸態窒素,アンモニア態窒素の濃度,作物地上部の乾物重と窒素含有率を適宜測定。
・溶脱窒素量は施肥量の増加とともに増加したが,環境負荷は小さいことが判明。
・どの区でも作物による吸収は施肥量よりも多く,窒素利用効率は極めて高いことが判明。
・土壌窒素が減少して標準区や堆肥区でも無機化が進行。

シソーラス用語： *窒素肥料 ,  黒ぼく土 ,  *溶脱 ,  *施肥 ,  トウモロコシ ,  コムギ ,  堆肥 ,  土壌水 ,  硝酸態窒素 ,  アンモニア態窒素 ,  乾物量 ,  環境影響 ,  養分吸収 ,  土壌窒素 ,  無機化 ,  効率 ,  物質収支
準シソーラス用語： 窒素溶脱 ,  窒素利用効率 ,  窒素収支

分類 (3件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  麦  (FC03033M) ,  トウモロコシ  (FC03034D)

引用文献 (12件)：

• Katou, H., Clothier, BE., Green, SR.,: Anion transport involving competitive adsorption during transient water flow in an andisol. Soil Science Society of America Journal. 60(5), 1368-1375, 1996
• 松丸恒夫:黒ボク土と砂質土における肥料窒素溶脱のライシメーター法による解析、日本土壌肥料科学雑誌、68(4)、423-429、1997
• Allen. R. G., Pereira L.S., Raes D., Smith M.: FAO Irrigation and Drainage Paper, No.56, 1998
• 三木直倫、安積大治、橋本均:北海道農耕地土壌における硝酸態窒素残存許容量と流れ易さの区分、日本土壌肥料学雑誌71、396~399、2000
• Maeda, M. Zhao, B. Ozaki, Y. Yoneyama, T.: Nitrate leaching in an Andisol treated with different types of fertilizers. Environ. Pollut., 121, 477-487. 2003

タイトルに関連する用語 (9件)： 農業農村工学 ,  畑地 ,  整備 ,  研究 ,  施肥 ,  黒ボク土 ,  畑 ,  窒素収支 ,  溶脱