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J-GLOBAL ID：202102239508810454   整理番号：21A0223763

最終退氷以降の北西太平洋におけるOMZ変動に対する底生有孔虫の生物応答【JST・京大機械翻訳】

Biotic response of benthic foraminifera to OMZ variations in the northwestern Pacific since the last deglaciation

著者 (3件)： Sakai Keisuke (Graduate School of Human Development and Environment, Kobe University, Kobe, Hyogo, Japan) ,  Ohkushi Ken’ichi (Graduate School of Human Development and Environment, Kobe University, Kobe, Hyogo, Japan) ,  Shibahara Akihiko (Fukui Prefectural University Institute of Dinosaur Research, Eiheiji, Japan)
資料名： Geo-Marine Letters  (Geo-Marine Letters)
巻： 41  号： 1  ページ： 5  発行年： 2021年 
JST資料番号： H0824A  ISSN： 0276-0460  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全球海洋における酸素濃度の最近の低下は,中間深度での酸素最小帯(OMZ)で特に急性であった。化石底生有孔虫は,OMZの過去の変動に対する海洋生物の長期生物応答に関する有用な情報を提供する可能性がある。最後の氷河作用の間,北西太平洋における1kmの水深におけるOMZは,強化した。しかし,最終退氷以来のOMZの上部層の底生有孔虫の時間的変化はよく理解されていない。したがって,著者らは,北日本,北海道の777mの水深から採取した堆積物コアにおける底生有孔虫群集における時間的変化を研究し,最終氷期から完新世後期へのOMZの上層における環境変化に対する生物応答を決定した。結果は,BolivinaセミナダおよびBuliminella tenuataのような異常酸素種が,Bolling/Alledrod温暖化事象の間に急速に増加し,これは,OMZの厳しい酸素枯渇および膨張と関連することを示唆した。この地域における1kmの水深で,同様の異常酸素集合を記録した。一方,若いDryas寒冷期間における有酸素種Nonionellina labradoricaの優占は,酸素化事象が中間水換気の強化によって誘発されることを示した。Uvigerina akitaensis,Bolivina spissa,およびElphidium batialisから成る低酸素群集は完新世後期に現れた。この後期完新世群集の増加は,この地域における現代の集団と似ており,日本列島周辺の徐冷と一致する可能性がある。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH, DE part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 氷河作用 ,  換気 ,  酸素 ,  海洋 ,  *底生有孔虫 ,  水深 ,  酸素欠乏 ,  化石 ,  海洋生物 ,  徐冷 ,  上層 ,  温暖化 ,  最終氷期 ,  酸素濃度 ,  環境変化 ,  *微生物 ,  *原生動物 ,  *肉質類

分類 (2件)： 新生代  (DE03040C) ,  第四紀  (DE02070C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最終退氷 ,  北西太平洋 ,  底生有孔虫 ,  生物 ,  応答