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J-GLOBAL ID:202102239538156730   整理番号:21A1192648

硫化カルボニルを用いたホスフィン耐性Tribolium castaneum(甲虫類:ゴミムシダマシ科)に対する燻蒸活性【JST・京大機械翻訳】

Fumigation Activity against Phosphine-Resistant Tribolium castaneum (Coleoptera: Tenebrionidae) Using Carbonyl Sulfide
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  号: 11  ページ: 750  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7206A  ISSN: 2075-4450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ホスフィン耐性は世界中で貯蔵穀物害虫の間で発生する。本研究では,家庭株(d-株)Tribolium castaneum,耐性株(r-株)T.castaneumおよびOryzaephilus surinamensisに対するホスフィン(PH3)およびカルボニルスルフィド(COS)の燻蒸活性を調べた。害虫の全発育段階を2つの燻蒸剤(PH3とCOS)に曝露し,用量と曝露時間に従って燻蒸活性を12Lデシケータと0.5m3燻蒸チャンバーで評価した。2燻蒸剤への曝露後の米吸着速度と品質を評価した。2mg/LのPH3を12Lデシケータで4時間使用したとき,死亡率はr-株T.castaneumで2.9%,d-株T.castaneumで49.5%,O.surinamensisで99.2%であった。しかし,すべての害虫発生段階は,r-株T.castaneumを除いて,0.5m3燻蒸室で24時間の曝露後に100%の死亡率を示した。100%の死亡率が,192時間の暴露時間において,すべてのr-株T.castaneum発生段階で観察された。12Lデシケーターと0.5m3燻蒸チャンバーにおいて,それぞれ40.23mg/Lと50g/m3に適用したCOSに対して,100%の死亡率が,種および菌株に関係なく,すべての発育段階にわたって観察された。COSの収着は,PH3のそれより10%高かったが,対照におけるものと比較して,米品質における有意差はなかった。したがって,この研究は,COSがPH3に対するT.castaneum耐性の制御に使用できることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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化学的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬 
引用文献 (47件):
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