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J-GLOBAL ID:202102239962001488   整理番号:21A0017785

マツ材線虫昆虫ベクターMonochamus alternatus Hopeと宿主樹木Pinus massonianaに関連する細菌群集の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of bacterial communities associated with the pinewood nematode insect vector Monochamus alternatus Hope and the host tree Pinus massoniana
著者 (21件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-13  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7048A  ISSN: 1471-2164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Monochamus alternatus Hopeはマツ材線虫(Bursaphelenchus xylophilus)の昆虫ベクターの一つであり,破壊的マツ萎凋病を引き起こす。植物,それらの環境および昆虫ベクターから成る生態系内の微生物は複雑なネットワークを形成する。本研究は,M.alternatus中腸とその生息場所ニッチにおける細菌微生物叢の系統的分析を提示する。全DNAを,M.alternatusから20種類の試料(各々3回反復)から抽出し,健康および感染P.massoniana(ピン)の種々の組織から抽出した。16S rDNAアンプリコン配列決定を行い,各試料中の細菌微生物叢の構成と多様性を決定した。さらに,M.alternatus幼虫の中腸における細菌の相対存在量をコロニー形成単位を計数することによって検証した。松材線虫感染はマツの微生物多様性を増加させた。Bradyrhizobium,Burkholderia,Dyella,Mycobacterium,およびMucilaginibacterは,土壌および感染したマツにおける優勢な細菌属であった。これらの結果は,感染したマツの細菌群集が土壌微生物叢と関連することを示した。興味深いことに,Gryllotalpicola属の豊度は,感染したマツの樹皮で最も高かった。Cellulomonas属はM.alternatusの中腸で見つからなかったが,感染した松のふるい部でピークに達し,次いで健康な松のふるい部であった。さらに,Serratia属は生息場所ニッチに存在するだけでなく,M.alternatus中腸にも豊富であった。コロニー形成単位アッセイは,Serratia sp.の相対存在量が齢II幼虫の中腸(81%)でピークに達することを示した。全体として,結果は,土壌と感染松における細菌微生物叢が相関することを示した。Gryllotalpicola sp.とCellulomonas sp.はマツ萎凋病の潜在的微生物マーカーである。さらに,Serratia sp.は遺伝子工学により昆虫中腸における殺虫性蛋白質を発現する理想的な薬剤であり,M.alternatusを制御する微生物の新しい利用を示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  線虫による植物被害 
引用文献 (81件):
  • Proença DN, Grass G, Morais PV. Understanding pine wilt disease: roles of the pine endophytic bacteria and of the bacteria carried by the disease-causing pinewood nematode. Microbiol Open 2017; 6(2):e415.
  • Nematology; A synopsis of the genus Bursaphelenchus Fuchs, 1937 (Aphelenchida: Parasitaphelenchidae) with key to species; A Ryss, P Vieira, M Mota, O Kulinich; 7; 3; 2005; 393-458; 10.1163/156854105774355581; citation_id=CR2
  • Trends Parasitol; Interspecific communication between pinewood nematode, its insect vector, and associated microbes; LL Zhao, M Mota, P Vieira, RA Butcher, JH Sun; 30; 6; 2014; 299-308; 10.1016/j.pt.2014.04.007; citation_id=CR3
  • J Nematol; Pathogenicity of the pinewood nematode, Bursaphelenchus xylophilus, to Japanese larch, Larix kaempferi, seedlings; Y Mamiya, T Shoji; 41; 2; 2009; 157-162; citation_id=CR4
  • Pine Wilt Disease in China; Pine Wilt Disease; 2008; CR5; BG Zhao; citation_publisher=Springer
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