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J-GLOBAL ID：202102240037820592   整理番号：21A0516104

小川原湖堆積物の微量元素分布から推定される後期完新世における海水準変動

Trace element distributions of Lake Ogawara sediment core: Implication for the past sea level change at the late Holocene

著者 (7件)： 奈良郁子 (金沢大 環日セ) ,  奈良郁子 (中京大 国際教養) ,  山崎慎一 (東北大) ,  渡邊隆広 (原子力発電技術機構) ,  土屋範芳 (東北大) ,  山田和芳 (早稲田大 人間科学) ,  安田喜憲 (ふじのくに地球環境史ミュージアム)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.PR0093(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,小川原湖から採取した柱状堆積物を用いて,過去の小川原湖水中の塩分の指標として,堆積物中の微量元素(主にBrおよびU)に着目し,小川原湖堆積物試料のこれらの分布から,過去の湖水塩分変化およびその変遷時期を見積もることを試みた。小川原湖堆積物試料中のBrおよびUの深度分布は,堆積深度約160cm付近(堆積年代約2,200cal BP)から上部にかけて,濃度の減少を示した。これらの元素は海水に起源を持つことから,海水準が低下し現在の小川原湖付近への海水流入が減少したことを示すと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 湖沼 ,  *青森県 ,  *湖沼堆積物 ,  *完新世 ,  *海水準変動 ,  試錐コア ,  微量元素 ,  臭素 ,  ウラン ,  塩分 ,  小川原湖

分類 (1件)： 第四紀  (DE02070C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 湖堆積物 ,  元素分布 ,  推定 ,  後期完新世 ,  海水準変動