抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性冠症候群(acutecoronarysyndromes,ACS)患者に対する介入診療後の造影剤腎症(contrast-inducednephropathy)を検討する。CINの発症率とフィブリノーゲン(fibrinogen,FIB)と抗トロンビンIII(antithrombinIII,AT-III)レベルの関係は、さらにFIB、AT-III及び両者の連合によるCINの予測価値を比較する。方法:2019年110月に徐州医科大学付属病院心内科にてACS並行介入治療と診断された患者425例を選択した。患者の術前FIB及びAT-IIIレベルに基づき、患者を低リスク群、中リスク群、ハイリスク群に分け、3群間のCINの発生率を比較した。術後のクレアチニンの変化状況に従い、すべての患者をCIN群と非CIN群に分け、両群間の臨床資料及び異なるレベルのFIB、AT-III患者のCINの発生率を比較した。ROC曲線を描き、FIB、AT-III及び両者の連合レベルによるACS患者の冠動脈診療術後のCINに対する予測価値を評価し、多因子Logistic回帰分析を用いてACS患者の介入診療術後のCINの影響因子を研究した。結果:高フィブリノーゲン、低抗トロンビンIIIレベルの患者はより高いCIN発生率を有した。両者の併用はACS患者の介入診療後のCINのROC曲線下面積が0.761(95%CI)と予測した。0.7170.800;感度は70.2%で,特異性は75.1%で,感度と特異性はFIBまたはAT-III単独使用より高かった。多変量ロジスティック回帰分析の結果,フィブリノーゲンレベル(OR=0.765,95%CI;0.7000.837),抗トロンビンIII(OR=0.981,95%CI);0.9670.996),アルブミンレベル(OR=0.981,95%CI);0.9670.996)はACS患者の介入治療術後のCINの独立な影響要素である(P<0.05)。結論:術前フィブリノーゲンと抗トロンビンIIIレベルは介入治療術後にCINの発生に対して一定の予測価値があり、両者の併用はACS患者の介入診療術後のCIN発生予測の正確性を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】