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J-GLOBAL ID：202102241151125644   整理番号：21A2365662

岡山平野の基盤構造モデルからみた昭和および安政の南海地震の被害分布

Damage distributions during 1946 Showa- and 1854 Ansei Nankai earthquakes in view of 3D basement structure of the Okayama plain, West Japan

著者 (1件)： 西村敬一 (岡山理大 フロンティア理工研)
資料名： 岡山理科大学フロンティア理工学研究所研究報告  (岡山理科大学フロンティア理工学研究所年報)
号： 2  ページ： 45-50  発行年： 2020年12月25日 
JST資料番号： X0975B  ISSN： 2435-3329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,1946年の昭和南海地震と1854年の安政南海地震の被害分布と重力異常から推定される岡山平野の3次元基盤(地震基盤)構造を比較した。そのために,南海地震の震源域から到来する平面S波を仮定して,基盤地形による地震波の3次元焦点効果の影響を検討した。その結果,地震波が集中するトラフ状の凹みの位置と,甚大な被害が生じた地域の位置には,密接な空間的相関が見られた。このことは,地震ハザード評価において,岩盤の地形が地震動に与える影響を考慮する必要があることを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 構造 ,  *震災 ,  *地盤 ,  地震動 ,  S波【地震波】 ,  地震危険度 ,  安全評価 ,  岩盤 ,  プレート間地震 ,  *大地震
準シソーラス用語： 1946年南海地震 ,  基礎岩盤 ,  基盤構造 ,  地震ハザード評価 ,  *地震基盤

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 岡山 ,  平野 ,  基盤構造 ,  モデル ,  南海地震 ,  被害分布