抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】種々の条件下における炭素量子ドットの耐食性を研究し,溶液中でのその作用モードを分析し,そして,金属の腐食抑制機構モデルを提案し,従来の腐食抑制剤の分子メカニズムとのその差異を解明した。【方法】炭素量子ドットを水熱法によって調製し,炭素とアルミニウム合金の飽和CO2塩溶液と塩酸溶液中での炭素鋼とアルミニウム合金の耐食性を,質量損失,電気化学的試験,および表面分析によって研究した。結果:炭素量子ドットは炭素鋼とアルミニウム合金の腐食に対して明らかな抑制作用があり、質量損失テストにより、添加質量濃度がそれぞれ50mg/Lと5mg/Lの時、腐食抑制効率は93%と86%に達することが分かった。また、陽極分極曲線の区域に明らかな脱着電位が現れ、炭素量子ドットが電極表面に明らかな吸着過程が存在することを確認した。ミクロ形態キャラクタリゼーションにより、炭素量子ドットは金属界面に厚さが100nmを超えるナノ構造保護膜を形成し、表面疎水性能を向上できることが明らかになった。異なる時間での電気化学インピーダンス分光測定と蛍光顕微鏡観察の結果、溶液中の腐食抑制作用が安定に達する時間は従来の腐食抑制剤より明らかに長く、約3hであった。【結語】炭素量子ドットは,優れた腐食抑制剤であり,そのユニークな組成構造は,金属表面に吸着またはキレート膜を形成し,そして,特別な蛍光特性は,その吸着プロセスのinsituキャラクタリゼーションに,新しいアイデアを提供する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】