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J-GLOBAL ID：202102241196742009   整理番号：21A0185908

生体信号による舗装路面の乗り心地評価に関する基礎的研究

A BASIC STUDY ON RIDE COMFORT EVALUATION BASED ON BIOSIGNALS

著者 (4件)： 石田樹 (土木研 寒地土木研) ,  川村彰 (北見工大 工) ,  YIMING Alimujiang (北見工大) ,  富山和也 (北見工大 大学院工学研究科)
資料名： 舗装工学論文集(Web)  (舗装工学講演会講演論文集(Web))
巻： 12  ページ： 197-204(J-STAGE)  発行年： 2007年 
JST資料番号： U2199A  ISSN： 1884-8176  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 被験者による舗装路面の乗り心地評価の客観性を高めるため,生体信号による客観的評価の可能性について基礎的な研究を行った.実際の路面から取得した縦断凹凸プロファイルをドライビングシミュレータで再現走行実験を行った.主観的路面評価方法であるアンケートによって乗り心地を5段階評価すると共に,評価対象とした路面区間を走行したときの生体信号(心拍数および皮膚伝導反応)の変化量を計測した.凹凸路面を走行すると平坦路に比べ被験者の心拍数は増加し,路面の平坦性の低下および走行速度の増加によって上下加速度R.M.S.値が増加すると心拍数の変化率は増加する傾向が見られた.凹凸路走行により皮膚伝導反応値は増加したが,その変化率は分散が大きく,平坦性及び走行速度との明瞭な関係は見られなかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *路面 ,  *舗装 ,  心拍 ,  *生体信号 ,  *乗り心地 ,  主観評価 ,  評価 ,  表面粗さ ,  訓練用シミュレータ ,  自動車 ,  走行試験 ,  アンケート ,  平坦性 ,  走行速度 ,  活動電位 ,  ドライビングシミュレータ ,  皮膚電位反応 ,  電気生理
準シソーラス用語： IRI【路面】 ,  客観的評価 ,  心拍数

分類 (2件)： 舗装一般  (RC04010K) ,  振動,乗心地  (QG02030D)

引用文献 (14件)：

• 1) (社) 日本道路協会 : 道路維持修繕要綱, 丸善, p68, 1982.
• 2) 建設省道路局国道第一課, 建設省土木研究所 : 舗装の維持 修繕の計画に関する調査研究, 第 33回建設省技術研究会報 告 (昭和54年度), 1979.
• 3) Michael W. Sayers, Steven M. Karamihas, : The Little Book of Profiling, - Basic Information about Measuring and Interpreting Road Profiles, The University of Michigan, 1998.
• 4) 財団法人機械システム振興協会 : ストレス計測技術の安全 対策への適用可能性に関する調査研究報告書 -要旨-, 2004.
• 5) 上田誠, 近藤光男, 松本博次, 早川晴雄, 田中隆現 : 追従 走行実験における心理的・生理的反応に基づく運転疲労の 定量化に関する研究, 土木計画学研究・論文集, Vol. 22, No.4, 2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体信号 ,  舗装路面 ,  乗り心地 ,  評価 ,  基礎的研究