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J-GLOBAL ID：202102241226668489   整理番号：21A1752645

研究・教育を担う人材育成と学術評価のあり方-3 開発途上地域における農業研究と求められる人材

Desired Agricultural Research and Researchers for Developing Regions

著者 (2件)： 進藤惣治 (国際農林水産業研究セ) ,  泉太郎 (国際農林水産業研究セ)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 89  号： 6  ページ： 385-388  発行年： 2021年06月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開発途上地域における農業農村工学分野の研究は,現地での課題解決を目的に,フィールドを中心に実施していることもあり,研究者の論文数は他の農学分野に比べ少ない傾向で,論文数を中心に評価されている現状では,評価も高いとは言えない。研究者の評価を高めるためには,現地のパートナーとの情報共有の観点から,英文の論文・報文を増やしていくほか,目標に対する達成度合いを評価する目標管理制度も活用していく必要がある。さらに,農業農村工学会の特徴である,研究者よりも行政や民間の技術者の会員が多いという関係性を生かし,研究者・研究成果を現場技術者に結び付け,社会実装につなげる仕組みを構築していくことが有効と考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *研究 ,  *教育 ,  *人材育成 ,  *農業土木 ,  研究者 ,  情報共有 ,  人間 ,  協力 ,  現場 ,  業績評価 ,  実用化 ,  地域 ,  開発 ,  *農業 ,  度 ,  動機づけ
準シソーラス用語： 開発途上地域 ,  学術評価 ,  研究成果 ,  現場技術者 ,  現地パートナー ,  社会実装 ,  達成度合い ,  農業研究 ,  農業農村工学

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  経営工学一般  (KA01010C)

引用文献 (13件)：

• 1) IPCC WG3 : Climate Change 2014, Mitigation of Climate Change, p.123, pp.822~882, https://www.ipcc.ch/site/assets/uploads/2018/02/ipcc_wg3_ar5_full.pdf (参照2020年12月10日)
• 2) UNFCCC : The third NATIONAL COMMUNICATION OF VIETNAM TO THE UNITED NATIONS FRAMEWORK CONVENTION ON CLIMATE CHANGE, https://unfccc.int/documents/192805 (参照2021年1月28日)
• 3) 田港朝彦, 松原英治:メコンデルタにおける2種類の節水灌漑による水田からの温室効果ガス排出削減効果および収量への影響, 農業農村工学会論文集303, pp.I_ 195~I_200 (2016)
• 4) 国際協力機構:アフリカ稲作振興のための共同体 (CARD), https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/approach/card.html (参照2020年12月10日)
• 5) 廣内慎司, 堀野治彦, 團 晴行, 廣瀬千佳子, Agodzo, S., Kwawukume, P.S.:サブサハラアフリカにおいて資本を持たない農家が土壌硬化材を入手するための技術の提案-ガーナ国における事例-, 農業農村工学会論文集296, pp.II_1~II_8 (2015)

タイトルに関連する用語 (9件)： 研究 ,  教育 ,  人材育成 ,  学術 ,  評価 ,  開発 ,  地域 ,  農業 ,  人材