文献

J-GLOBAL ID：202102241268985594   整理番号：21A0327880

異種陰イオン型透明セラミックスシンチレータの開発

Development of Complex Anion Transparent Ceramic Scintillators

著者 (2件)： 柳田健之 (奈良先端科学技術大学院大) ,  河口範明 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 村田学術振興財団年報  (Annual Report of the Murata Science Foundation)
号： 34 12月  ページ： 489-496  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： L5491A  ISSN： 0919-3383  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本プロジェクトの目的は,放射線検出器応用のための複雑なアニオン透明シンチレータを開発することである。現在まで,ほとんどのシンチレータは単結晶であるが,最近の進展はシンチレータ用透明セラミック材料の開発を可能にした。2000年頃の透明セラミックシンチレータの最初の報告の後,ほとんどの研究は酸化物透明セラミックに焦点を当ててきた。湿式プロセスは,一般的に透明セラミックのための前駆体を作るために用いられるので,ハロゲン化物材料は,それらの吸湿性のために接触するのが難しい。この合成の困難さを解決するため,合成に放電プラズマ焼結(SPS)法を用いた。SPSを用いて,湿式プロセスなしで透明セラミック材料を合成することができた。本研究の数値目標は,50以上の高い有効原子数(Zeff)と20000ph/MeVより高いシンチレーション光収率である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： アニオン ,  セラミック ,  *シンチレータ ,  単結晶 ,  *ファインセラミック ,  吸湿性 ,  *放電プラズマ焼結 ,  数 ,  収率
準シソーラス用語： 陰イオン ,  *酸化物セラミックス ,  原子数 ,  光収率

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 陰イオン ,  セラミックス ,  シンチレータ ,  開発