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J-GLOBAL ID:202102241357073696   整理番号:21A0156010

多剤耐性株に一般的に使用される抗生物質で処理したLPS刺激ヒト多形核白血球における免疫調節遺伝子発現解析【JST・京大機械翻訳】

Immunomodulatory gene expression analysis in LPS-stimulated human polymorphonuclear leukocytes treated with antibiotics commonly used for multidrug-resistant strains
著者 (5件):
資料名:
巻: 129  ページ: 39-44  発行年: 2021年 
JST資料番号: B0850A  ISSN: 0161-5890  CODEN: IMCHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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敗血症や敗血症性ショックなどの重症感染症の治療に使用される従来の抗生物質は免疫調節効果を与える。しかし,多剤耐性感染の増大する問題は,キノロン,アミノグリコシド,およびポリペプチドを含む非従来型の最後のレソルト抗生物質の投与の増加をもたらし,活性化ヒト多形核白血球(PMN)における免疫調節遺伝子発現に対するこれらの薬剤の効果は報告されていない。本研究では,リポ多糖類刺激PMNsをピペラシリン,リファンピシン,ホスフォマイシン(FOM),レボフロキサシン(LVFX),ミノサイクリン(MINO),コリスチン,チグサイクリン,またはアミカシンとインキュベートし,これらの細胞におけるパターン認識受容体(TLR2,TLR4,およびCD14),炎症性サイトカイン(TNFαとIL6),ケモカイン受容体(IL8RsとITGAM)のmRNA発現レベルをリアルタイムqPCRを用いて定量した。試験した抗生物質の多くは,調査したサイトカインの発現を変化させた。特に,FOM,LVFXおよびMINOはIL6の発現を有意にダウンレギュレートし,これは炎症促進および抗炎症防御機構と関連している。FOMとLVFXの処理は,IL6遺伝子発現と同様にIL-6産生を減少させた。これらの所見は,用いた実験条件下で転写と翻訳協調を示した。したがって,これらの抗生物質の投与は宿主抗炎症応答を抑制することを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  サイトカイン  ,  免疫反応一般 

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