文献
J-GLOBAL ID:202102241705176915   整理番号:21A1764023

感受性イネ遺伝子型におけるXanthomonas oryzae pv.oryzaeによって誘発される遺伝子発現変化のRNA-Seq解析【JST・京大機械翻訳】

RNA-Seq analysis of gene expression changes triggered by Xanthomonas oryzae pv. oryzae in a susceptible rice genotype
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1-14  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Xanthomonas oryzae pv.oryzae(Xoo)は,世界中の大部分のイネ成長地域における破壊的病害である。Xooは,転写アクチベーター様(TAL)エフェクター蛋白質を宿主細胞に注入し,疾患の拡大に対する感受性(S)遺伝子(s)を誘導する。本研究では,感受性イネ遺伝子型JG30を野生型Xoo株PXO99AとTALエフェクターのないその変異PHで接種し,感受性に役割を持つ差次的発現遺伝子(DEG)を検索した。RNA-Seqデータ解析は,1143の遺伝子が接種後12,24,36および48時間(hpi)で有意に差次的に発現した(p値≦0.05)ことを示した。ランダムに選択した8つの遺伝子の定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)によって評価された発現パターンは,RNA-Seqデータと類似していた。KEGG経路はDEGをフェニルプロパノイド経路の光合成と生合成に分類した。遺伝子オントロジー(GO)分析はDEGを生物学的経路,細胞成分および分子機能に分類した。異なるファミリーに属する43の差次的発現転写因子(TF)を同定した。また,キナーゼとペルオキシダーゼ応答遺伝子を表すDEGのクラスターを検索した。遺伝子発現パターンを表すMapMan経路分析は,PHに対するPXO99A感染後の生物的ストレスと代謝経路で高度に発現した。DEGは変異株PHに対してPXO99Aを接種した感受性イネ遺伝子型において同定された。同定された1143DEGは,異なる生物学的プロセス,シグナル伝達機構および代謝経路に含まれると予測された。ジャスモン酸(JA)応答遺伝子は,PXO99A感染葉で下方制御された。本研究は,PXO99A感染に対するイネ感受性に関与する遺伝子の潜在的機能を明らかにする研究者にとって有用である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  植物の生化学  ,  分子遺伝学一般  ,  細菌による植物病害  ,  植物生理学一般 
引用文献 (55件):
  • Nat Rev Mol Cell Biol; Bacterial elicitation and evasion of plant innate immunity; RB Abramovitch, JC Anderson, GB Martin; 7; 2006; 601; 10.1038/nrm1984; citation_id=CR1
  • Mol Biol Rep; Overexpression of PgDREB2A transcription factor enhances abiotic stress tolerance and activates downstream stress-responsive genes; P Agarwal, PK Agarwal, AJ Joshi, SK Sopory, MK Reddy; 37; 2010; 1125; 10.1007/s11033-009-9885-8; citation_id=CR2
  • Biochem Biophys Res Commun; A novel rice (Oryza sativa L.) acidic PR1 gene highly responsive to cut, phytohormones, and protein phosphatase inhibitors; GK Agrawal, N-S Jwa, R Rakwal; 274; 2000; 157-165; 10.1006/bbrc.2000.3114; citation_id=CR3
  • Physiol Mol Biol Plants; MYB transcription factor genes as regulators for plant responses: an overview; S Ambawat, P Sharma, NR Yadav, RC Yadav; 19; 2013; 307-321; 10.1007/s12298-013-0179-1; citation_id=CR4
  • Curr Protein Pept Sci; Transcription factors involved in plant resistance to pathogens; A Amorim, L Lidiane, R Fonseca dos Santos, J Pacifico Bezerra Neto, M Guida-Santos, S Crovella, A Maria Benko-Iseppon; 18; 2017; 335-351; 10.2174/1389203717666160619185308; citation_id=CR5
もっと見る

前のページに戻る