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J-GLOBAL ID：202102241764197130   整理番号：21A0722735

関節リウマチにおけるアミノ酸代謝:友人か敵か?【JST・京大機械翻訳】

Amino Acid Metabolism in Rheumatoid Arthritis: Friend or Foe?

著者 (4件)： Panfili Eleonora (Department of Experimental Medicine, University of Perugia, 06132 Perugia, Italy) ,  Gerli Roberto (Department of Medicine, University of Perugia, 06132 Perugia, Italy) ,  Grohmann Ursula (Department of Experimental Medicine, University of Perugia, 06132 Perugia, Italy) ,  Pallotta Maria Teresa (Department of Experimental Medicine, University of Perugia, 06132 Perugia, Italy)
資料名： Biomolecules (Web)  (Biomolecules (Web))
巻： 10  号： 9  ページ： 1280  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7148A  ISSN： 2218-273X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類において,アミノ酸代謝は自然および適応免疫応答の重要な調節因子として作用するように進化した。リウマチ性関節炎(RA)は,自己免疫反応によって持続する炎症性関節症の最も普通の形態である。ここでは,RA患者および関節炎の実験モデルの両方で,アミノ酸異化におけるトリプトファンおよびアルギニン代謝および主な免疫調節経路の現在の知識を検討した。L-トリプトファン(Trp)代謝,特にキヌレニン経路は,全ての実験モデルにおいて保護作用を発揮するが,しかし,おそらくインドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ1(IDO1;キヌレニン経路の律速段階を触媒する酵素)をコードする遺伝子における単一ヌクレオチド多型により,RA患者すべてにおいて保護作用を発揮することを見出した。RAにおけるL-アルギニン(Arg)代謝の防御または病原性のいずれかの機能は明確ではなかった。実際,免疫調節アルギナーゼ1(ARG1)はRA患者における滑膜レベルで高度に誘導されたが,その真の機能的役割は,おそらく利用可能な前臨床データが少ないため,まだ知られていない。したがって,著者らの分析は,アミノ酸代謝がRAのより効果的かつ安全な治療のための新薬標的の研究の果実領域を表し,更なる研究がそのような重要な目的を追求するのに必要であることを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *アミノ酸 ,  *アミノ酸代謝 ,  異化 ,  遺伝子 ,  哺乳類 ,  関節炎 ,  自己免疫 ,  病原性 ,  *関節リウマチ ,  ジオキシゲナーゼ ,  一塩基多型 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 調節因子 ,  適応免疫 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 関節リウマチ(RA) ,  トリプトファン代謝 ,  アルギニン代謝 ,  インドールアミン23-ジオキシゲナーゼ1(IDO1) ,  アルギナーゼ1(ARG1) ,  一酸化窒素シンターゼ(NOS) ,  ポリアミン ,  アリール炭化水素受容体(AhR)

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  (EJ02032I) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

物質索引 (2件)： トリプトファン ,  アルギニン

引用文献 (152件)：

• Karami, J.; Aslani, S.; Jamshidi, A.; Garshasbi, M.; Mahmoudi, M. Genetic implications in the pathogenesis of rheumatoid arthritis; an updated review. Gene 2019, 702, 8-16.
• Calabresi, E.; Petrelli, F.; Bonifacio, A.F.; Puxeddu, I.; Alunno, A. One year in review 2018: Pathogenesis of rheumatoid arthritis. Clin. Exp. Rheumatol. 2018, 36, 175-184.
• Weyand, C.M.; Goronzy, J. Immunometabolism in early and late stages of rheumatoid arthritis. Nat. Rev. Rheumatol. 2017, 13, 291-301.
• Freitag, J.; Berod, L.; Kamradt, T.; Sparwasser, T. Immunometabolism and autoimmunity. Immunol. Cell Biol. 2016, 94, 925-934.
• Grohmann, U.; Bronte, V. Control of immune response by amino acid metabolism. Immunol. Rev. 2010, 236, 243-264.

タイトルに関連する用語 (3件)： 関節リウマチ ,  アミノ酸代謝 ,  友人