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J-GLOBAL ID:202102241875163028   整理番号:21A0224629

胃癌患者における間葉表現型を有する循環腫瘍細胞の予後的意義:前向き研究【JST・京大機械翻訳】

Prognostic Significance of Circulating Tumor Cells with Mesenchymal Phenotypes in Patients with Gastric Cancer: A Prospective Study
著者 (9件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 1178-1186  発行年: 2021年 
JST資料番号: W1826A  ISSN: 1068-9265  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:循環腫瘍細胞(CTC)は不均一であることが示されている。上皮間葉移行と周術期動態に焦点を当てて,胃癌患者の潜在的予後バイオマーカーとして間葉表現型を有するCTCを評価した。方法:末梢血は,手術の前に胃癌の54人の患者から,手術の1週と1か月後に採取した。CTCsは密度勾配遠心分離と磁気活性化細胞ソーティング(陰性選択)を用いて濃縮した。細胞懸濁液を,サイトケラチンとN-カドヘリンに対するマルチ免疫蛍光染色と,4′,6’-ジアミジノ-2-フェニルドロール染色により特徴づけた。結果:CTCsは,早期癌で5人の患者(17%),進行癌で14人の患者(56%)で検出された(p<0.05)。本システムでは,サイトケラチンではなくN-カドヘリンが患者の90%(19/21)のCTCで発現していた。術後再発は10人の患者で検出され,その全ては術前にN-カドヘリン+/サイトケラチン-/CD45-CTCを有した。周術期動態に関して,患者を3つのリスク群に分けた:高リスク群,1つ以上の術前CTCs,および術後のCTC増加;中間リスク群,1つ以上の術前CTCs,および術後のCTC減少;術前CTCのない低リスク群。再発率は,それぞれ57%(4/7),33%(4/12)および6%(2/35)であった。再発のない生存率は,すべての患者(p=0.00024)と進行癌(p=0.0013)の患者で,中間または低リスクの患者で,高リスクの患者で低かった。結論:N-カドヘリンはサイトケラチンを欠くCTCを検出する非常に有用なマーカーであり,CTC数の周術期動態は胃癌患者における生存に対するリスク層別化に有益である。Copyright Society of Surgical Oncology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 

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