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J-GLOBAL ID：202102242213230349   整理番号：21A0143290

文化財防災の現状と課題

著者 (1件)： 高妻洋成 (国立文化財機構 文化財防災セ)
資料名： 文化財の虫菌害  (Insect & Fungus Damage to Cultural Properties)
号： 80  ページ： 3-10  発行年： 2020年12月26日 
JST資料番号： L3309A  ISSN： 0389-729X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・近年,地震,台風などに起因する自然災害や火災などによる文化財災害が頻発,文化財の防災の現状を紹介するとともに,今後取り組むべき課題について言及。
・1)災害による文化財の被害,2)被災文化財の救援,3)文化財を被害から守る,4)文化財防災センターの役割,の各項目について解説・紹介。
・国立文化財機構・文化財防災センターの事業体制について示し,被害の予防,被災文化財の迅速な救援のための体制づくりと技術開発,被災文化財の救援活動に対する支援を使命として活動していることを紹介。
・この使命達成に向け,地域防災体制の構築,災害時のガイドライン等の整備,救済及び収蔵・展示の技術開発,普及啓発,防災に関する情報収集と活用に取り組み,防災レベルを高める必要があることを指摘。

シソーラス用語： *文化 ,  災害対策 ,  *文化財保護 ,  保存 ,  行政機関 ,  *防災 ,  自然災害 ,  火災 ,  損害 ,  被災 ,  資料 ,  指針 ,  水害 ,  地震 ,  文化遺産防災
準シソーラス用語： ガイドライン ,  被害 ,  *文化財 ,  文化財保存修復 ,  文化財防災センター ,  防災対策

分類 (1件)： 災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (11件)：

• 高妻洋成,中島志保:日本における文化財防災システム, 第三届建築遺産保護技術国際検討会,2019
• 中島志保,浜田拓志,高妻洋成:都道府県地域防災計画における文化財等の保全に関する記載の現状とこれから, 保存科学,58,149-168,2019
• 高妻洋成:日本における文化財レスキューの現状,ICOM-ASPAC日本会議2018,2018
• 奥村弘,村井良介,木村修二:地域歴史遺産と現代社会(地域づくりの基礎知識1),神戸大学出版会,2018年
• 奥村弘:地震・水害時の歴史資料保存活動の展開と地域歴史資料学の提起現代歴史学の成果と課題 第4次-3巻歴史学編集,績文堂出版,2017年

タイトルに関連する用語 (3件)： 文化財 ,  防災 ,  現状