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J-GLOBAL ID:202102242554025220   整理番号:21A0294425

ブタにおける不活化口蹄疫ワクチンのアジュバントとしての層状複水酸化物ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Layered double hydroxide nanoparticles as an adjuvant for inactivated foot-and-mouth disease vaccine in pigs
著者 (8件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1-9  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7454A  ISSN: 1746-6148  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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口蹄疫病(FMD)は,多くの国で大きな経済的損失をもたらす高伝染性疾患である。不活化ワクチンを用いた予防はFMDを制御するのに使用される1つの有効な尺度である。残念なことに,不活性化FMDワクチンは短期保護のみを提供し,コールドチェーンシステムを必要とする。近年,多くの研究が,抗原を運ぶ層状二重金属水酸化物(LDHs)が免疫応答を強く誘導するために使用できることを示した。本研究では,LDHナノ粒子(NP)を水熱合成によって調製した。LDH粒子サイズ,電位,および形態を測定し,観察した。FMDVに対するLDH NPの吸着容量を試験した。不活化FMDVワクチンに対するアジュバントとしてのLDHの影響をさらに評価し,BALB/C雌マウスおよびYorkshireブタにおける市販のFMDV Montaniide ISA-206と比較した。LDH NPは,均一粒子サイズε>87.21nm,規則的エッジ,緩い六角形形状および32mVの正のゼータ電位で首尾よく調製した。最大吸収濃度は0.16~0.31μg FMDV/μg LDHであった。マウス実験では,群LDH+FMDVの抗体レベルは,42~98日目から群生理食塩水+FMDV(P<0.01)と比較して有意に高く,56日目免疫後(P<0.05)にISA-206+FMDV群で有意に高かった。14日後,IFN-γ含有量は有意に増加した(P<0.05)。ブタ実験では,ISA-206+FMDVとLDH+FMDVの抗体レベルは陽性であり,7日目(P<0.005)のPBS群と比較して有意に高かった。90%のブタの抗体レベルは,LDH群で56日目に陽性であった。LDHおよびISA-206群における中和抗体レベルは,PBS対照群と比較して7~28日で有意に高かった(P<0.05)。このように,LDH NPはFMDVに対する免疫応答の誘導に有効であった。緩い六角形形状と正電荷を有するLDHを調製し,FMDワクチンのアジュバントとして評価した。LDHsは,マウスとブタで免疫応答を誘発することが示された。さらに,LDHsは連続的に抗体を生成し,徐放性効果を示した。研究は,LDHが潜在的に有用なFMDVアジュバントとして作用することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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ウイルスによる動物の伝染病  ,  遺伝子操作  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 
引用文献 (39件):
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