文献

J-GLOBAL ID：202102243254231298   整理番号：21A2921725

太陽光発電の出力変動抑制用蓄電池の集約による必要容量削減効果

Reduction effect of required batteries capacity by the aggregation of batteries for the output fluctuation suppression of photovoltaic power generation system

著者 (3件)： 吉澤優樹 (北大) ,  原亮一 (北大) ,  北裕幸 (北大)
資料名： 電気学会研究会資料(Web)  (Papers of Technical Meeting, IEE Japan (Web))
号： PE-21-053-119/PSE-21-066-132 電力技術研究会/電力系統技術研究会  ページ： 45-50 (WEB ONLY)  発行年： 2021年09月18日 
JST資料番号： U2358A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,商用PVの相互接続は,変動抑制に関するグリッド規定を満足することを要求されている。北海道エリアでは,PVは1%kW/min以内に出力変動を抑制しなければならない。これは電池システムの充電と放電によって達成できる。電池システムの設置には2つの選択肢があり,それは,個々のPVに指定されるオンサイト電池システムと,もう1つは,同じ制御エリアで複数のPV間で共有される共有電池システムである。後者の選択肢は,全体的な要求電池容量を低減することが期待されるが,抑制性能は前者よりも悪い可能性がある。本論文の目的は,数値シミュレーションを通して,両方の選択肢の必要な電池容量と抑制性能を比較することである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  *電圧変動 ,  二次電池 ,  系統連系 ,  電池容量
準シソーラス用語： 蓄電池

分類 (1件)： 太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (7件)：

• ほくでんネットワーク「太陽光発電設備および風力発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件について」,2020年(最終閲覧日:2020年9月7日)https://www.hepco.co.jp/network/renewable_energy/fixedprice_purchase/solar_wind_power_pv_tec.html
• 経済産業省資源エネルギー庁:「長期エネルギー需給見通し」,p.1-12(2015)
• 直井伸也,野呂康宏,奥田靖男:「出力変動抑制機能付き太陽光発電システムの実証試験」,東芝レビュー,Vol.67,No.1(2012)
• 豊崎智広,水谷麻美,丹野勉:「電力の安定供給を実現する定置型蓄電池システム」,東芝レビュー,Vol.68,No.8(2013)
• 赤塚元軌,原亮一,北裕幸,伊藤孝充,植田喜延,齋藤裕:「大規模太陽光発電所の出力変動抑制用蓄電池容量の試算」,電学論 B,Vol.131,No.1,pp.87-93(2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 太陽光発電 ,  出力変動 ,  蓄電池 ,  集約