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J-GLOBAL ID:202102243605874054   整理番号:21A0294607

重症大腿骨頭すべり症における修正Dunn法の転帰【JST・京大機械翻訳】

Outcome of the modified Dunn procedure in severe slipped capital femoral epiphysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-9  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7520A  ISSN: 1749-799X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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修正Dunn処置は,過去数年間,スリップした資本大腿骨骨端(SCFE)の治療として急速に人気を得ている。しかし,この手順による重度の滑りにおける安全性と有効性に関する情報は限られている。本研究の目的は,一連の重症SCFEコホートにおける修正Dunn骨切り術に関連した合併症の臨床転帰と発生率を提示することである。著者らは,著者らの三次医療施設で修正Dunn処置で治療した20人の患者の転帰を遡及的に評価した。LoderとFahey基準に従って,すべてのケースを重度のスリップとして分類した。19例は安定しており,1例は不安定滑りであった。すべての手術手技は,修正Dunn処置で特定の訓練を受けた1人の高齢整形外科医によって行われた。人口統計学的情報,固定のタイプ,最終すべり角,無血管壊死(AVN)の存在,および付加的合併症を決定するために,手術報告,外来患者記録,追跡調査ラジオグラフ,および術中所見をレビューした。患者の平均年齢は13.2±1.6歳(範囲,10~17歳)であった。結果:平均31.2±14か月(範囲,12から57か月)の追跡調査で20人の患者(twenty-one hips)は,包含基準を満たした。疼痛と機能を,修正HarrisスコアとWOMACスコアによって評価した。ラジオグラフィー解剖学は,スリップ角とα角度を使用して測定した。変形性関節症(OA)およびAVNの早期発症の徴候と同様に,大腿骨頭頚部接合部の解剖学に関連するX線撮影所見を術前および術後に評価した。全体として,19名の患者は股関節機能およびX線撮影パラメータに関して優れた臨床的および放射線学的転帰を有していた。術後3か月でインプラント不全を発症した1人の患者(5%)は,不良な転帰を示した。平均術前すべり角は63.2±8.1°(範囲,51~84°)から正常値7.5±3.5°(範囲,2~15°)(p<0.01)に修正された。平均α角度は平均94.5±21.1°(範囲,61~123°)から術後42±6.4°(範囲,25~55°)に改善した(p<0.01)。術後の平均修正Harris股関節とWOMACスコアは,それぞれ96.7±13.4(範囲,40~100)と95.4±10.6(範囲,38~100)であった。大腿寛骨臼衝突(FAI)の発症とOAの進行の症例はなかった。AVNのいかなる症例も記録せず,成長プレートの閉鎖,異所性骨化(HO),転子性偽関節,または,最も最近の追跡調査で術後に起こった肢長不一致を記録しなかった。修正Dunn骨切り術で治療した一連の重症SCFEsは,処置が安全であり,滑り角の最大補正,二次FAIの確率の最小化およびOAの早期発症により,より正常な近位大腿骨解剖を復元できることを示した。しかし,SCFEに関する文献で記載された代替治療と比較して,その低い外科的合併症率にもかかわらず,AVNは,常にあらゆる股関節に懸念されるべきである。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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運動器系疾患の外科療法 
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