文献

J-GLOBAL ID：202102243864106804   整理番号：21A0839501

荷電粒子の弾性散乱における変調形成の機構【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms of Modulation Formation in Elastic Diffraction Scattering of Charged Particles

著者 (4件)： Dyachkov V. V. (National Open Nanotechnology Laboratory, Al-Farabi Kazakh National University, Almaty, Kazakhstan) ,  Dyussebayeva K. S. (Al-Farabi Kazakh National University, Almaty, Kazakhstan) ,  Zaripova Yu. A. (National Open Nanotechnology Laboratory, Al-Farabi Kazakh National University, Almaty, Kazakhstan) ,  Yushkov A. V. (National Open Nanotechnology Laboratory, Al-Farabi Kazakh National University, Almaty, Kazakhstan)
資料名： Physics of Atomic Nuclei  (Physics of Atomic Nuclei)
巻： 83  号： 12  ページ： 1705-1713  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4845A  ISSN： 1063-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,光アルファクラスタ核上のアルファ粒子の角度分布に関する実験データについて述べた。α粒子の弾性散乱の角度分布をクラスタ構造の球と相互作用コアの球内部の完全吸収の仮定の下で解析した。これらの仮定は,散乱振幅を核自体および異なるクラスタ構造上の成分散乱に分解することを可能にした。計算は以下の結果であった。回折散乱理論の枠組みにおける4n±1光核による回折弾性散乱を記述する振幅は,完全に黒いコア上の散乱近似における波動関数の重ね合わせであり,その絶対ブラックサブ構造である。核子と空間的に分離された核子の相関運動に関する散乱モードと同様に,核子会合モードが,全散乱振幅に大きく寄与した。これは,種々のクラスタ構造と核子のモードの干渉による角度分布の増加として現れる。これらの効果のために,Rutherford断面上の微分断面積の角分布における不均等な上昇だけでなく,後部角の上昇も可能である。Copyright Pleiades Publishing, Ltd. 2020. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： α粒子 ,  回折 ,  核子 ,  角分布 ,  *散乱 ,  散乱振幅 ,  相互作用 ,  *弾性散乱 ,  波動関数 ,  微分断面積 ,  *弾性 ,  近似法 ,  クラスタ ,  重合せ
準シソーラス用語： クラスター構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： α粒子の弾性回折散乱 ,  αクラスタ核 ,  軽い多重クラスタ核 ,  軽原子核による荷電粒子の散乱 ,  荷電粒子の弾性散乱の角度分布における変調効果

分類 (5件)： He-3,He-4による反応・散乱  (BG04070U) ,  原子核模型  (BG02040Z) ,  原子核エネルギー準位  (BG02020D) ,  核力  (BG02030O) ,  レプトンによる反応・散乱  (BG04030C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 荷電粒子 ,  弾性散乱 ,  変調