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J-GLOBAL ID:202102244068321471   整理番号:21A0255907

災害統計を利用した災害被害の測定:インドネシアのデータを分析する事例研究

Measurement of Disaster Damage Utilizing Disaster Statistics: A Case Study Analyzing the Data of Indonesia
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 970-974(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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東北大学グローバル災害統計センター(GCDS)は,2015年4月に設立された。その主な使命の1つは,災害被害に関する全国的な統計を作成する能力を構築するための全国レベルでの支援を提供することにより,そしてそのような統計のための改善されたグローバルデータベースを確立することにより,仙台防災枠組2015-2030(SFDRR)の進捗状況の監視と評価を支援することである。本研究の目的は,災害統計を利用して災害被害を効果的に測定するための手がかりを見つけることであった。災害損失データベースでは,多くの観測変数に遭遇することが多いため,各災害の合計がどの程度深刻であったかを特定することは困難である。したがって,各災害の規模を適切に推定するためにまったく新しい複合指標を導入することが有益であると考えられた。これに関連して,著者らは主成分分析(PCA)を実施して,新しい化合物指標を導入した。分析用の材料データは,GCDSが提供するグローバル災害関連データベース(GDB)を介して取得した。したがって,PCAによって計算された最初の主成分のスコアは,災害の具体的な影響を推定するための効果的な指標になる可能性があると考えられた。本研究における新しい指標の発見と提案は,証拠に基づく基準と災害データ収集の閾値を確立するための新しい手がかりが提供されるという点で,文献に貢献すると信じている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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自然災害 
引用文献 (11件):
  • [1] United Nations Office for Disaster Risk Reduction (UNISDR), “Sendai Framework for Disaster Risk Reduction 2015-2030,” 2015.
  • [2] United Nations Office for Disaster Risk Reduction (UNISDR), “Technical Guidance for Monitoring and Reporting on Progress in Achieving the Global Targets of the Sendai Framework for Disaster Risk Reduction,” 2017.
  • [3] T. Ito, M. Miyamoto, and Y. Ono, “Strengthening Governance on Disaster Risk Reduction Through Improved Disaster Damage Statistics,” J. Disaster Res., Vol.11, No.3, pp. 470-475, 2016.
  • [4] D. Sasaki and Y. Ono, “Overview of the Special Issue on the Development of Disaster Statistics,” J. Disaster Res., Vol.13, No.6, pp. 1002-1006, 2018.
  • [5] Y. Ono, “Process in Which Targets Were Incorporated in the Sendai Framework for Disaster Risk Reduction, Current Discussion on Setting Terminology and Indicators of the Framework, and the Linkage with Global Centre for Disaster Statistics,” Trends in the Sciences, Vol.21, No.3, pp. 94-102, 2016 (in Japanese).
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