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J-GLOBAL ID:202102244215262363   整理番号:21A0426763

河床生息場評価の低コスト化に向けた石礫の露出高の簡易予測モデルの複数現場への適用による精度検証

ACCURACY VERIFICATION BY APPLYING AN ESTIMATION MODEL OF EXPOSURE HEIGHT OF STONES TO MULTIPLE SITES FOR COST REDUCTION OF RIVERBED HABITAT EVALUATION
著者 (5件):
資料名:
巻: 26 (CD-ROM)  ページ: 271-276  発行年: 2020年 
JST資料番号: F1844A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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河床石の露出高さを推定するためのモデルは,総合土砂管理における河床環境を評価するためのコストを減少できるが,推定モデルの精度は検証されるべきである。本研究では,実測および統計的解析手法(Kolmogorov-Smirnov試験)を用いて推定した露出高さの分布形状を比較することにより,モデルの精度を定量的に調べた。有意差は,河床条件が多様である多くの事例(15例中13例)で検出されず,モデルの推定値は一定の精度を持つことを示唆した。精度は大礫のようなより粗い材料の比率と負の相関があり,このモデルをより粗い材料の高い比率の河床に適用すると精度が低下する傾向があることを示した。結論として,かなり粗い材料の河床に適用するときはモデルの精度を検証するべきであるものの,推定モデルは,河川の多くの場所に適用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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河川調査・計画  ,  移動床,浮遊,沈殿などの水理 
引用文献 (12件):
  • 萱場祐一,堀田大貴,森照貴:ダムからの土砂供給に伴う水生生物の応答と予測・評価の枠組み,土木技術資料,58(10), pp. 8-13,2016.
  • 萱場祐一,森照貴,小野田幸生,宮川幸雄,末吉正尚:ダムからの土砂供給が下流河川に生息する水生生物に及ぼす影響・効果の予測・評価手法の提案,土木技術資料,58(10), pp. 30-35,2016.
  • 自然共生研究センター:ダム下流に土砂を流す-健全な河床を目指して,ARRC NEWS,No.14,7 p.,2017.
  • 小野田幸生,堀田大貴,萱場祐一:露出高による石礫の埋没度の定量化と人為的な土砂供給に伴う河床環境変化の評価への適用,河川技術論文集,24,pp.343-348,2018.
  • Hotta T, Onoda Y, Miyagawa Y, Sueyoshi M and Kayaba Y: Relationship between exposure height of stones and feeding behavior of ayu in a large experimental flume. In Proc. 12th International Symposium on Ecohydraulics, 2018.
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