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J-GLOBAL ID：202102244312585009   整理番号：21A1272302

温帯リーフ魚の個体群における抗捕食者行動の局所適応【JST・京大機械翻訳】

Local adaptation of antipredator behaviors in populations of a temperate reef fish

著者 (2件)： Satterfield Darien (Department of Biological Sciences, California State University, Long Beach, CA, USA) ,  Johnson Darren W. (Department of Biological Sciences, California State University, Long Beach, CA, USA)
資料名： Oecologia  (Oecologia)
巻： 194  号： 4  ページ： 571-584  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4815A  ISSN： 0029-8549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動物の気質は個体間および個体群間で異なるが,気質における空間的変動が局所環境条件への順応の結果であるかどうか,あるいは自然選択における空間的差異への遺伝的適応であるかどうかは,しばしば不明である。本研究は,異なるレベルの死亡率と漁業を経験する海洋魚の個体群が捕食者回避と回避に関連した行動における局所的適応を示したかどうかを試験した。第1に,著者らは,ブラックサーフパーチ(Embiotoca jacksoni)の野生集団における知覚リスクに対する反応性の変化を測定した。有意に異なる死亡率の集団間の飛行開始距離(FID)を比較した。FID値が低リスク位置において実質的に低いことを見出した後に,著者らは,それらの行動を測定する前に,一般的環境における高および低リスク個体群の両方から,実験室出生子孫を飼育することによる局所適応を試験した。高及び低リスク個体群由来の研究室飼育子孫は,反応性に関連したいくつかの行動において顕著な相違を示した。測定した行動における全変動の23~43%は,発生源個体群に起因した。これらの結果から,捕食者回避に関連する行動におけるかなりの量の空間的変動が局所適応を表す可能性があることを示唆した。さらに,測定した行動は0.24の平均的,広義遺伝率を有し,これらの集団の行動傾向が選択のいかなる変化に応答してさらに進化する能力を持つことを示唆した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝 ,  死亡率 ,  海洋 ,  自然淘汰 ,  *温帯 ,  飛翔 ,  *個体群 ,  *捕食者 ,  漁業 ,  遺伝率
準シソーラス用語： 環境条件 ,  出生 ,  発生源 ,  空間変動 ,  *局所適応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 動物人格 ,  行動症候群 ,  漁業選択 ,  遺伝性 ,  反応性 ,  生活史 ,  海洋保護地域 ,  自然選択

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 温帯 ,  リーフ ,  個体 ,  抗捕食者行動 ,  局所適応