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J-GLOBAL ID：202102244379838736   整理番号：21A0285006

Correlated Level Shifting技術による離散時間二次ΔΣA/D変換器のSQNR改善

Discreate-Time Second-Order Delta-Sigma A/D Modulator Improving SQNR by Correlated Level Shifting Technique

著者 (4件)： 滝田颯人 (東京理大) ,  松浦達治 (東京理大) ,  岸田亮 (東京理大) ,  兵庫明 (東京理大)
資料名： 電気学会研究会資料
号： ECT-20-075-101 電子回路研究会  ページ： 81-84  発行年： 2020年12月17日 
JST資料番号： Z0924B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 44離散時間デルタ-シグマアナログ-ディジタル変調器(DTΔΣADM)の信号対量子化雑音比(SQNR)は,低利得演算増幅器(オペアンプ)によって劣化する。相関レベルシフト(CLS)技術は,パイプラインアナログ-ディジタル変換器におけるオペアンプの利得を補償する。本論文では,積分器にCLSを適用するDTΔΣADMは,低利得オペアンプを用いて,SQNRとオペアンプの等価利得を改善する。シミュレーション結果は,SQNRが6dB改善され,357x利得オペアンプを用いたSQNRがCLS技術で30x利得に等しいことを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *離散時間系 ,  ΔΣ変調 ,  *AD変換器 ,  SN比 ,  量子化雑音 ,  消費電力 ,  積分器 ,  レベル制御
準シソーラス用語： *SQNR ,  信号対量子化雑音比 ,  低電力 ,  レベルシフター ,  *相関レベルシフト ,  ΔΣA/D変換器 ,  *離散時間二次ΔΣAD変換器

分類 (1件)： AD・DA変換回路  (NC05080M)

引用文献 (2件)：

• O. Feely and L. O. Chua: ′′The effect of integrator leak in Sigma - Delta modulation′′, IEEE Transactions on Circuits and Systems, 38, 11, pp. 1293-1305 (1991).
• B. R. Gregoire and U. Moon: ′′An Over-60 dB True Rail-to-Rail Performance Using Correlated Level Shifting and an Opamp With Only 30 dB Loop Gain′′, IEEE Journal of Solid-State Circuits, 43, 12, pp. 2620-2630 (2008).

タイトルに関連する用語 (1件)： 変換器