抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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化学肥料の負の環境影響を考えると,エコフレンドリーで安全なアプローチとしてのリン酸塩可溶化細菌(PSB)の適用は,化学P肥料の代替としてますます普及している。岩石リン酸塩(RP),有機残渣,およびPSBを含む効率的微生物の統合によって処方される,今日のリン酸塩微生物肥料(PMF)は,植物リン需要に適合するバイオ肥料として使用されている。従って,本研究では,PSBs(Pseudomonas fluorescens Tabriz,Pseudomonas putida Tabriz,Pseudomonas sp.C16-2O,Enterobacter sp.S16-3,Bacillus megaterium JK6,Bacillus firmus SN1,およびPantoeaglomerans P5)のP可溶化効率をin vitro条件下でチェックし,次に,処方されたPMFsの有効性をオートクレーブ処理土壌を用いてポット栽培で評価した。7つのPSBのPMFsを,RP,硫黄粉末,およびバガスから成る基質にPSBを添加することによって調製した。定性的(HD/CD)におけるPSBのリン酸塩溶解度に関するin vitro調査とSperber培地における定量的手順の結果は,細菌とリンの異なる源の間に有意差があることを示した。さらに,P溶解度指数(HD/CD)は,液体培地中のP溶解度と良好な相関(r=0.75,p<0.05)を示した。最も高いリン酸塩可溶化は,P.agglomerans P5>Pseudomonas sp.C16-2O>Enterobacter sp.S16-3>P.putida Tabriz>B.megaterium JK6>P.fluorescens Tabriz>B.firmus SN1によって測定され,リン酸三カルシウム(TCP)からのリンの溶解はRPからより高かった。温室実験から得られた結果は,トウモロコシへのPMFsの適用が,シュートと根の新鮮および乾燥重量,およびトウモロコシの根とシュートにおけるリンの濃度と含有量に有意な影響を及ぼすことを明らかにした。処理P.agglomerans P5,Pseudomonas sp.C16-2O,Enterobacter sp.S16-3,P.fluorescensおよびP.putidaの測定したパラメータは対照より有意に高かった。しかし,P5株は本研究で使用した細菌菌株間で全ての測定パラメータで最も高い平均を有したが,さらなる研究のためにP5と共に新しい単離細菌(S16-3とC16-2O)を導入した。全体として,2つの細菌Enterobacter sp.S16-3とPseudomonas sp.C16-2Oは,トウモロコシ成長へのそれらの正の効果(それぞれ,シュート乾燥重量(SDW)の44と42%増加)と根乾物量(RDW)の1.60と1.39倍増加,およびP栄養取込(それぞれSDWの68%増加とRDWの1.87と1.62倍増加)のために考慮できる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】