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J-GLOBAL ID:202102244821129600   整理番号:21A0217812

Saxifraga fortunei var.obtusocuneataおよびvar.suwoensis(ユキノシタ科)の葉の形態

Leaf Morphology of Saxifraga fortunei var. obtusocuneata and var. suwoensis (Saxifragaceae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 231-242(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L2614A  ISSN: 1346-7565  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Saxifraga fortunei sensu lato(ユキノシタ科)は形態が大きく異なり,多くの種内分類群を含む。西日本では5種類もの品種が認められているが,葉の大きさと葉の根元や葉の切れ込みの程度などの葉の形状に基づくそれらの識別は,連続変異により決定が困難である場合が多い。葉の形態の変化を定量化するため,特に楔状葉と切れ込みの入った葉に焦点を当て,西日本の87個体群からの259試料の主成分分析した。さらに,選択した3つの個体群からの植物の発達変化を調べた。調査結果は,切れ込みの入った葉(var.suwoensis)を持つ植物は,楔状葉と正常葉を持つ植物から識別されたが,楔状葉(var.obtuscuneata)を持つ植物は,var.fortuneiの変動の範囲内であるを明らかにした。葉の形状は,植物状態から開花状態への移行時に,楔状から切形またはハート型に変化する。楔型は,通常不稔植物で発生したが,顕花植物で個体群内でも発生した。この特性は,var.obtuscuneataを認識するのにはあまり役立たなかった。切れ込みの入った葉(長葉)および楔状葉を持つ個体群は,通常河川に沿って成長し,以前に示唆されたように,表現型がfacultative rheophytesになるための適応分化の結果であることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物形態学・解剖学  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (2件):
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