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J-GLOBAL ID：202102244866022033   整理番号：21A0428488

福島第一原子力発電所事故とその後 原子力発電の衰退と後始末

著者 (1件)： 大島堅一 (龍谷大)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 63  号： 2  ページ： 100-101  発行年： 2021年02月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・福島事故以来原子力による発電量は大幅に低下,他方再生可能エネルギーは主力電源化が謳われ,そのコストは国際的に6円/kWh台まで低下して,原子力は大幅に衰退。
・事故対応費用は2015年には12兆円程度とされ,原子力発電が10.1円/kWhで最も安価とされたが,その後この試算が実態に合わないことが露呈。
・追加的安全対策工事を必要としない原発を建設するコストは欧米で高騰しており,既に原発を新規に建設することは経済的にあり得ないとの民間会社経営者の判断も公表。
・原子力の衰退が明白な状況では核燃料サイクル事業関連施設を廃止すべきで,原子力事業の閉鎖体質を改め,次世代に最も安全な選択肢を残すことが重要。

シソーラス用語： *原子力発電 ,  原子炉事故 ,  福島県 ,  再生エネルギー ,  *エネルギーコスト ,  核燃料サイクル ,  *倫理 ,  核燃料再処理施設
準シソーラス用語： 核燃料サイクル施設 ,  *世代間倫理 ,  *電源別発電コスト ,  発電コスト ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (1件)： 社会問題  (MA01070S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 福島第一原子力発電所事故 ,  原子力発電 ,  衰退