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J-GLOBAL ID:202102245393824115   整理番号:21A2883544

細菌反応性免疫応答はマウス根尖骨損失病変におけるRANKL発現T細胞を誘導する可能性がある【JST・京大機械翻訳】

Bacteria-reactive Immune Response May Induce RANKL-expressing T Cells in the Mouse Periapical Bone Loss Lesion
著者 (22件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 346-350  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3223A  ISSN: 0099-2399  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,根管に感染する細菌が,核内因子κB(NF-κB)リガンド(RANKL)の受容体活性化因子を生産するために,浸潤T細胞を活性化できるかどうかを検討した。人工歯髄曝露により誘導された歯根尖周囲病変のマウスモデルを用いて,根尖周囲病変におけるRANKL陽性T細胞および破骨細胞の存在を免疫組織化学的アプローチによって調べた。16SリボソームRNA(rRNA)配列分析により,露出根管をコロニー化する細菌を同定した。分離した歯内細菌をさらに正常マウスに免疫し,免疫マウスから分離したT細胞によるNF-κBリガンド(sRANKL)産生の可溶性活性化剤をex vivo培養系により評価した。TRAP+破骨細胞と共にRANKL陽性T細胞を歯根尖周囲骨吸収病変で同定した。曝露されたパルプの根管から最も頻繁に検出されたグラム陰性細菌Pasteurella pnumtrophaは,対照非処理マウスと比較して,歯髄曝露マウスにおける血清免疫グロブリンG(IgG)-抗体応答を著しく上昇させた。P.pneumoniaeによるマウスの免疫は,血清IgG抗体だけでなく,P.pneumoniaeに対するex vivo曝露に応答してsRANKLを産生する細菌反応性T細胞も誘導した。根尖周囲領域を浸潤するT細胞はRANKLを発現し,歯根管をコロニー化する歯内細菌は細菌反応性T細胞からRANKL発現を誘導し,骨再吸収周囲病変の発生との関連で歯内細菌に対する免疫応答の可能性のある病原性関与を示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  その他の代謝作用薬の基礎研究 

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