抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・ロボットアームの関節部分にマニピュレータが直接接続されることによって生じる問題を解決するために,建築分野で研究されてきたテンセグリティ構造を利用する実験を実施。
・Tensegrity Research Groupが研究している腕のテンセグリティモデルをもとに,バネを引張部材に利用できるように改良して40cmの丸棒からなる前腕,30cmの丸棒2本からなる上腕でアームを構成。
・制作したアームの前腕を下にした状態で上腕を垂直に固定し,前腕の先端部分に糸を付けて滑車によって上下方向それぞれに重りで力を与えられるようにして,前腕の上下可動域を計測。
・実験では5kgの重りによって上方に自由状態から16cm上がり,アーム本体の構造の問題で剛体同士が接触する関係で下方には2.5kgの重りを上限として13cm下がり,上方でより大きな力が必要なことを確認。