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J-GLOBAL ID:202102245726811980   整理番号:21A0426869

小土かぶり帯水未固結地山を曲面切羽全断面掘削早期閉合工法で突破-新東名高速道路高取山トンネル西工事-

著者 (4件):
資料名:
巻: 86th  ページ: 25-32  発行年: 2020年 
JST資料番号: J0264B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新東名高速道路高取山トンネル西工事は,トンネル区間約1,600m,土工区間約400m,橋梁区間約200mの工区全長約2,200mからなる.トンネル掘削は秦野市側から伊勢原市との市境に向かって,地山状況に合わせた掘削方式を採用し施工を行った.そのうち,坑口から約230mの小土かぶり帯水未固結地山は,全断面掘削早期閉合工法を採用しトンネルの安定化を図るとともに直上の供用市道などへの影響を最小限に抑制した.また,坑口付近に民家などが存在したため,防音設備の増強などの騒音・振動対策を図ることで周辺環境への影響を抑制した.小土かぶり区間を突破した後,途中で突発湧水(約3.0t/min),断層破砕帯や脆弱化した地山にも遭遇したが,水抜きボーリング工,止水注入を併用した補助工法の採用,一次支保工の補強などによる変位対策を適宜実施することで無事突破した.これらの対策により,2017年9月の掘削開始より約2年半の歳月を経て2020年5月に上り線,同年7月に下り線の貫通を無事迎えることができた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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トンネル工事 
引用文献 (2件):
  • トンネルの標準設計に関する研究報告書:日本道路公団試験所技術資料第350号,日本道路公団試験所,pp.213-226,1986.
  • 佐藤淳,細野泰生,真下義章,木村厚之:曲面切羽で低強度地山の全断面掘削に挑戦,トンネルと地下,第43巻7号,pp.13-22,2012.

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