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J-GLOBAL ID:202102246191436274   整理番号:21A0096158

ナパブカシンは癌幹細胞性を阻害することにより卵巣胚細胞腫瘍由来細胞株においてシスプラチン耐性を克服する【JST・京大機械翻訳】

Napabucasin overcomes cisplatin resistance in ovarian germ cell tumor-derived cell line by inhibiting cancer stemness
著者 (22件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-16  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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卵巣卵黄嚢腫瘍(oYST)のシスプラチン耐性は,疾患が極めて稀であるが,患者の予後不良による臨床的課題である。化学療法抵抗性oYST細胞におけるシスプラチン耐性と癌幹細胞(CSC)マーカー間の潜在的関連と,oYSTにおける耐性を克服するための標的化戦略を検討した。シスプラチンのin vitro培養による化学感受性ヒトoYST細胞から化学抵抗性細胞を誘導した。誘導体化細胞は,CSCマーカーに焦点を当てた化学抵抗性,機能アッセイ,フローサイトメトリー,遺伝子発現および蛋白質配列によって特徴づけられた。RNAeq,メチル化およびマイクロRNAプロファイリングを行った。移植されたoYST細胞を有するクイル絨毛尿膜(CAM)を用いて,CAMとのミクロ腫瘍範囲と相互接続を分析した。in vivoでの腫瘍原性を免疫不全マウスモデルで測定した。シスプラチンに対する化学感作を調べるために,CSC特性による阻害剤により化学抵抗性細胞を処理した。長期シスプラチン曝露は,耐性細胞で7倍高いIC_50値,オキサリプラチンとカルボプラチンに対する交差耐性,および異なるメチル化遺伝子/プロモーターの低メチル化と関係した,移動能,侵襲性と腫瘍形成性を増加した。抵抗性細胞はプロミニン-1(CD133),ATP結合カセットサブファミリーGメンバー2(ABCG2),アルデヒドデヒドロゲナーゼ3イソ型A1(ALDH3A1)の発現増加を示し,ALDH1A3の発現増加,およびALDH1A3発現の増加,ならびに,ALDH1A3の発現増加およびALDH酵素活性の上昇を示し,これらをDEAB,ジスルフィラムおよびナパブカシンに交差耐性させた。サリノマイシンとツニカマイシンは耐性細胞に対して有意に毒性であった。ナパブカシンによる前処理は細胞をシスプラチンに再感作し,in vivoで腫瘍形成性を低下させた。新規化学抵抗性細胞は難治性oYSTのユニークなモデルを示す。CSCマーカーは化学難治性oYSTにおける標的であるシスプラチン耐性と関連する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 
引用文献 (66件):
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