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J-GLOBAL ID:202102246380582712   整理番号:21A0195315

上丘の深部および中間層の阻害はサルにおける感覚運動ゲーティングを破壊する【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of the Deep and Intermediate Layers of the Superior Colliculus Disrupts Sensorimotor Gating in Monkeys
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  ページ: 610702  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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上丘(DLSC)の深部および中間層は,視覚,聴覚および触覚入力に反応し,マルチモーダル感覚会合領域として作用する。次に,DLSCにおける活性は,ラット,ネコおよび非ヒト霊長類を含む,サッカードおよび頭部および身体運動-交差種のような,配向および回避反応を駆動できる。げっ歯類で示すように,DLSCは感覚運動ゲーティングの形である音響開始応答(ASR)のプレパルス阻害(PPI)の調節にも役割を果たす。DLSC病変はPPIを減弱し,DLSCの電気刺激は開始応答を阻害する。PPIを仲介する回路はげっ歯類でよく特性化されているが,霊長類におけるPPI調節についてはほとんど知られていない。著者らの研究室からの2つの最近の研究は,ラットとマカクの間のPPIに対する基底外側扁桃体と黒質パース網(SNpr)の薬理学的阻害の影響における種差を報告し,これらの構造の阻害はPPIを減少させたが,マカクではPPIを増加させた。SNprがDLSCに直接的な阻害的投射を送るとすれば,この種差がDLSCレベルで同様に明白であるかどうかを決定することを試みた。ここでは,GABA_A受容体アゴニストムシモールの焦点微量注入により,4匹のアカゲザルでDLSCを一時的に不活性化した。げっ歯類で報告された所見と同様に,マカクにおけるDLSCの両側阻害はPPIを有意に破壊した。ASR自体が影響を受けなかったので,障害はPPIに特異的であった。これらの結果は,以前報告したSNprレベルにおける種発散がDLSCレベルでの下流差によるものではないことを示した。SNprおよび基底外側扁桃のレベルでの種差は,PPIの障害が統合失調症,自閉症およびPTSDを含むヒトにおけるいくつかの疾患で報告されているので,非ヒト霊長類における根底にある回路を研究する重要性を強調する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 
引用文献 (80件):
  • AguilarB. L.ForcelliP. A.MalkovaL. (2018). Inhibition of the substantia nigra pars reticulata produces divergent effects on sensorimotor gating in rats and monkeys. Sci. Rep. 8:9369. doi: 10.1038/s41598-018-27577-w29921848
  • AnismanH.KellyO.HayleyS.BorowskiT.MeraliZ.McIntyreD. C. (2000). Acoustic startle and fear-potentiated startle in rats selectively bred for fast and slow kindling rates: relation to monoamine activity. Eur. J. Neurosci. 12, 4405-4416. doi: 10.1046/j.0953-816X.2000.01216.x11122351
  • AntoniadisE. A.WinslowJ. T.DavisM.AmaralD. G. (2007). Role of the primate amygdala in fear-potentiated startle: effects of chronic lesions in the rhesus monkey. J. Neurosci. 27, 7386-7396. doi: 10.1523/JNEUROSCI.5643-06.200717626199
  • AntoniadisE. A.WinslowJ. T.DavisM.AmaralD. G. (2009). The nonhuman primate amygdala is necessary for the acquisition but not the retention of fear-potentiated startle. Biol. Psychiatry 65, 241-248. doi: 10.1016/j.biopsych.2008.07.00718823878
  • ButlerR. W.BraffD. L.RauschJ. L.JenkinsM. A.SprockJ.GeyerM. A. (1990). Physiological evidence of exaggerated startle response in a subgroup of vietnam veterans with combat-related PTSD. Am. J. Psychiatry 147, 1308-1312. doi: 10.1176/ajp.147.10.13082399998
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