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J-GLOBAL ID:202102246501928109   整理番号:21A1983908

泌尿生殖器ヒト住血吸虫症におけるプラジカンテル誘発ワクチン接種のためのイムノミクス誘導抗原発見【JST・京大機械翻訳】

Immunomics-Guided Antigen Discovery for Praziquantel-Induced Vaccination in Urogenital Human Schistosomiasis
著者 (15件):
資料名:
巻: 12  ページ: 663041  発行年: 2021年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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住血吸虫症に起因する巨大な罹患率にもかかわらず,感染者数百万人に対して疾患と戦うワクチンはまだない。駆虫薬,プラジカンテルは,その作用機序があまり明らかにされていないが,主要な治療選択肢である。プラジカンテル処理は寄生虫の最外表面を損傷し,テグメントは,いくつかの被験者が再感染に対する免疫抵抗性をもたらす,頑健な免疫反応を生じる,死虫から表面抗原を遊離する。ここでは,この現象を薬剤誘導ワクチン接種(DIV)と呼ぶ。尿生殖器住血吸虫症におけるDIV抗体の抗原標的を同定するために,著者らは,検証されたプロテオームと生物情報学的予測を含む,様々なセクレトームデータセットによってインフォームされた約1,000の蛋白質からなる組換えプロテオームアレイを構築した。アレイをプラジカンテルで治療したヒト被験者の血清でスクリーニングし,18か月後に再感染(慢性感染被験者,CI)または再感染(DIV)に耐性を示した。多数の抗原に対するIgG応答はCI被験者と比較してDIVにおいて有意に上昇し,いくつかの抗原に対するIgG応答はCI被験者において完全に検出されなかったが,DIV被験者によりロバストに認識された。1つの抗原,特にシスタチンシステインプロテアーゼ阻害剤はDIV IgGのユニークな標的として,組換えシスタチンを産生し,異種Schistosomaマンソンマウスチャレンジモデルにおいてそのワクチン有効性を評価した。成体ウオーム数に対するアジュバントシスタチンによるワクチン接種の有意な影響は無かったが,肝臓卵負荷(45~55%,P<0.0001)および腸卵負荷(50~54%,P<0.0003)の非常に有意な減少が,2つの独立した試験でシスタチンをワクチン接種したマウスで達成された。本研究は,尿生殖器住血吸虫症におけるDIV抗体の標的である多数の抗原を明らかにし,住血吸虫症を制御するための薬物結合ワクチン接種アプローチのためのサブユニットワクチン標的として有望性を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  抗原虫薬・駆虫薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (48件):
  • McManus DP, Dunne DW, Sacko M, Utzinger J, Vennervald BJ, Zhou XN. Schistosomiasis. Nat Rev Dis Prim (2018) 4:13. doi: doi: 10.1038/s41572-018-0013-8
  • King CH, Kittur N, Binder S, Campbell CH, N’Goran EK, Meite A, et al. Impact of Different Mass Drug Administration Strategies for Gaining and Sustaining Control of Schistosoma Mansoni and Schistosoma Haematobium Infection in Africa. Am J Trop Med Hyg (2020) 103:14-23. doi: doi: 10.4269/ajtmh.19-0829
  • Brindley PJ, Strand M, Norden AP, Sher A. Role of Host Antibody in the Chemotherapeutic Action of Praziquantel Against Schistosoma Mansoni: Identification of Target Antigens. Mol Biochem Parasitol (1989) 34:99-108. doi: doi: 10.1016/0166-6851(89)90001-7
  • Ottesen EA, Hiatt RA, Cheever AW, Sotomayor ZR, Neva FA. The Acquisition and Loss of Antigen-Specific Cellular Immune Responsiveness in Acute and Chronic Schistosomiasis in Man. Clin Exp Immunol (1978) 33:37-47. doi: 10.1016/0166-6851(89)90001-7
  • Mohammed ES, Nakamura R, Kalenda YD, Deloer S, Moriyasu T, Tanaka M, et al. Dynamics of Serological Responses to Defined Recombinant Proteins During Schistosoma Mansoni Infection in Mice Before and After the Treatment With Praziquantel. PloS Negl Trop Dis (2020) 14:e0008518. doi: doi: 10.1371/journal.pntd.0008518
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