文献

J-GLOBAL ID：202102246532066723   整理番号：21A0057389

高精度宇宙アンテナ鏡面における非対称性背面支持構造の数値解析による検討

Numerical Analysis of Asymmetric Back Support Structure for Mirror Surface of High precision Space Antenna

著者 (4件)： 伊藤舜 (名城大) ,  仙場淳彦 (名城大) ,  河合達樹 (名城大) ,  加鳥祐明 (名城大)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.2I02  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の動機は,成層圏におけるバルーン搭載の非常に長いベースライン干渉法(VLBI)と呼ばれるJAXAプロジェクトの一つで使われると考えられる大型鏡表面の支持トラスのための設計思想を得ることである。成層圏環境において,主鏡表面は,主鏡の表面誤差を誘発する重力と温度変動を受ける。したがって,本研究は,支持トラスを適切に設計することによって主鏡の表面誤差を減らす方法に焦点を合わせる。特に,仰角の変化が様々な方向を観測するのに必要であるという事実を考慮すると,トラスの適切な形状は非対称である。したがって,本研究は,主に有限要素解析を通していくつかの非対称トラス構造の変形特性を分析する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 気球 ,  *観測 ,  *反射形アンテナ ,  トラス ,  鏡 ,  精度 ,  数値解析 ,  *支持物
準シソーラス用語： *気球観測 ,  主鏡

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  構造力学一般  (HD01000X)

引用文献 (4件)：

• Akihiro Doi, Yusuke Kono: A Balloon-borne Very Long Baseline Interferometry Experiment in the Stratosphere: Systems Design and Developments, Advances in Space Research, 63, pp.779-793, 2019.
• 田中宏明, 荻芳郎: キネマティックカップリングを用いたアンテナ鏡面の高精度設置と位置姿勢調整, 第31回宇宙構造・材料シンポジウム講演集, A07, 2015.
• 河合達樹, 仙場淳彦: 気球VLBIアンテナ鏡面の自重および熱変形特性の数値解析による考察, 第63回宇宙科学技術連合講演会, 1G06, 2019.
• 小木曽望, 児玉崚, 木村公洋, 佐藤泰貴, 土居明広, 田中宏明: 多目的最適設計法を利用した気球 VLBIにおける副鏡調整機構の故障を考慮した主鏡面構造設計, 航空宇宙技術, 15巻, pp.91-100, 2016.

タイトルに関連する用語 (7件)： 宇宙 ,  アンテナ ,  鏡面 ,  非対称性 ,  背面 ,  支持構造 ,  数値解析