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J-GLOBAL ID:202102247637402339   整理番号:21A0449935

化学防御した餌動物と無防備な餌動物を攻撃する際の3種の鳥類の捕食行動の相違

Differences in predatory behavior among three bird species when attacking chemically defended and undefended prey
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 29-37  発行年: 2021年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要約:鳥類は昆虫の重要な捕食者であり,昆虫は自身を捕食者にとって不快または有毒にする化学防御を取り入れることが多い。捕食者は多様な方法で化学防御した餌動物に対処し,種の間で多様な反応が可能であるにもかかわらず,捕食に対する捕食者の心理学アプローチは捕食を一般過程として処理することが多い。捕食を減らす餌動物の化学防御の有効性は,捕食者の餌動物への攻撃によっても異なる。ここでは,日本の温帯林で見られる3種の捕食性鳥類(ウグイス[Horornis diphone],キビタキ[Ficedula narcissina]およびシジュウカラ[Parus minor])の攻撃戦略を比較した。全体的に,防御した餌動物よりも無防備な餌動物が好まれるが,種が異なれば嗜好性も異なり,互いに異なる餌を処理していることがわかった。これは,異なる捕食性種が化学防御した餌動物において異なる選択圧を発揮することを示唆しており,捕食者行動が種間で異なるという評価の高まりが増す。さらに以上の知見から,警告色や擬態の研究における野生の捕食者間の行動の違いを理解する重要性が強調される。Copyright Japan Ethological Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  異種生物間相互作用 

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