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J-GLOBAL ID:202102247783591912   整理番号:21A0471001

日本の全国規模でのダイズ収量に影響する土壌化学特性

Soil chemical properties affecting soybean yield on a nationwide scale in Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 900-905  発行年: 2020年12月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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要約:ダイズ収量に影響する土壌化学特性を明らかにするために,日本の県または地域規模で広域調査を実施した。しかし,それらは地域によって変化し,日本全国の一般的な化学因子は不明のままである。本研究は,日本中の様々な県における圃場データに基づいてダイズ収量に関与する土壌化学特性を同定することを目的とする。2015年~2017年にわたって日本の16県の228サンプリング地点における表土の化学特性とダイズ収量のデータセットを収集した。データのサンプリングは,異なる収量レベル,すなわち,各地点で同じ協力農民によって管理された高および低収量グループ,の2つの圃場で実施した。著者らは,ペアワイズ比較の対として各地で2つの圃場を注視した。高および低収量群の平均数量は,それぞれ3.1t ha-1および2.5t ha-1であった。ペアワイズ比較結果のp値をWilcoxon符号順位検定によって計算した。高収量と低収量グループ間の交換性Mg(p=0.040)およびMg/K比(p=0.027)とCa/Mg比(p=0.007)は統計的に有意であったが,他の変数は有意でなかった。交換性MgとMg/K比は収量と負の相関があり,一方,Ca/Mg比は正の相関があった。結果は,Kに対し過剰なMgまたはCaがダイズ収量に悪影響を与えることを示唆した。知る限りでは,交換性カチオン,特にカチオンバランスとダイズ収量間の関係に焦点を当てた報告はほとんどない。これらの結果は,研究者と生産者が,土壌化学特性とダイズ収量間の関係の理解を深めるのに役立つであろう。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  豆類 
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