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J-GLOBAL ID:202102247820064090   整理番号:21A0083823

フェナジン-1-カルボン酸分泌によるFusarium萎凋病に対するバナナを保護するための有望な生物防除細菌,Burkholderia sp.HQB-1の分離【JST・京大機械翻訳】

Isolation of Burkholderia sp. HQB-1, A Promising Biocontrol Bacteria to Protect Banana Against Fusarium Wilt Through Phenazine-1-Carboxylic Acid Secretion
著者 (8件):
資料名:
巻: 11  ページ: 605152  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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フザリウム萎凋病は,Fusarium oxysporum f.sp.cubense(Foc)に起因する壊滅的な土壌伝染性真菌病である。近年,いくつかの抗真菌菌が病原性真菌の予防と生物防除に適用されてきた。本研究では,バナナ根圏土壌から分離した細菌株HQB-1を調査のために培養した。それは,Fusarium oxysporum,Colletotrichum gloeosporioides,Botrytis cinerea,およびCurvularia fallaxを含む代表的な植物病原性真菌に対して,広いスペクトル抗真菌活性を示した。菌株HQB-1は,形態学的,生理学的および生化学的検査によってBurkholderia sp.として同定され,16S rRNA遺伝子配列分析により確認された。菌株によって産生された代謝産物の中で,著者らは,紫外線,液体クロマトグラフィー四重極飛行時間質量分析,および核磁気応答を通して,フェナジン-1-カルボン酸(PCA)(C_13H_8N_2O_2)を同定した抗真菌化合物を同定した。さらに,PCAはF.oxysporum(1.56μg/ml)に対して最小発育阻止濃度(MIC)を示し,C.gloeosporioidesに対して最も高いMICを示した。ポット試験は,5μg/ml以上のPCAの適用がバナナ萎凋病を効率的に制御し,バナナ植物の成長を促進することを示した。これらの結果は,PCAの重要な微生物資源としてのBurkholderia sp.HQB-1が,萎凋病に対する有望な生物学的薬剤であり,バナナの成長を促進することを示唆した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生物的防除  ,  菌類による植物病害 
引用文献 (64件):

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