文献
J-GLOBAL ID:202102248227685452   整理番号:21A2092922

ケルセチンはZucker糖尿病肥満ラットにおいて血圧と血管機能に年齢依存性有益な効果を及ぼすが,心筋虚血再灌流障害を予防する【JST・京大機械翻訳】

Quercetin Exerts Age-Dependent Beneficial Effects on Blood Pressure and Vascular Function, But Is Inefficient in Preventing Myocardial Ischemia-Reperfusion Injury in Zucker Diabetic Fatty Rats
著者 (18件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 187  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:ケルセチン(QCT)は若い健康な動物において有益な心血管効果を発揮することが示された。本研究の目的は,高齢,6か月および1歳Zucker糖尿病脂肪(ZDF)ラット(2型糖尿病のモデル)におけるQCTの心血管利益を決定することであった。方法:両年齢のLean(fa/+)および肥満(fa/fa)ZDFラットをQCTで6週間(20mg/kg/日)治療した。分離した心臓を虚血-再灌流(I/R)損傷(30分/2時間)に曝露した。内皮依存性血管弛緩を単離大動脈で測定した。心臓組織における選択された蛋白質の発現を,ウエスタンブロット法によって検出した。結果:QCTは,痩せたおよび肥満の6か月齢ラットで収縮期血圧を低下させたが,1歳ラットでは効果がなかった。糖尿病は両方の年齢で血管弛緩を悪化させた。QCTは,6か月齢で血管弛緩を改善したが,1歳の肥満ラットで悪化し,両年齢の痩せた対照に影響を与えなかった。QCTはI/R損傷に対して心臓保護効果を示さず,1歳の心臓で虚血後回復を悪化させた。QCTは,より若いラットおよびPKCε発現におけるeNOSの発現を上方制御したが,PI3K/Akt経路全体を活性化しなかった。結論:QCTは,糖尿病2型における血管機能に有益である可能性がある;しかし,糖尿病の年齢および/または進行の増加は,その血管保護作用を混乱させる可能性がある。QCTは,2型糖尿病および/またはより高い年齢における心筋I/R傷害の予防に非効率であるようである。PI3K/Aktキナーゼ経路の障害された活性化は,少なくとも一部は,これらの被験者における心臓保護不全の原因となる可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (67件):
  • Li, Y.; Yao, J.; Han, C.; Yang, J.; Chaudhry, M.T.; Wang, S.; Liu, H.; Yin, Y. Quercetin, inflammation and immunity. Nutrients 2016, 8, 167.
  • Mlcek, J.; Jurikova, T.; Skrovankova, S.; Sochor, J. Quercetin and its anti-allergic immune response. Molecules 2016, 21, 623.
  • Patel, R.V.; Mistry, B.M.; Shinde, S.K.; Syed, R.; Singh, V.; Shin, H. Therapeutic potential of quercetin as a cardiovascular agent. Eur. J. Med. Chem. 2018, 155, 889-904.
  • Barreca, D.; Bellocco, E.; D’Onofrio, G.; Nabavi, S.F.; Daglia, M.; Rastrelli, L.; Nabavi, S.M. Neuroprotective effects of quercetin: from chemistry to medicine. CNS Neurol. Disord. Drug Targets 2016, 15, 964-975.
  • Reyes-Farias, M.; Carrasco-Pozo, C. The anti-cancer effect of quercetin: molecular implications in cancer metabolism. Int. J. Mol. Sci. 2019, 20, 3177.
もっと見る

前のページに戻る